アメリカでとある家のハロウィンのデコレーションがリアルすぎて消防車が出動する騒動があった。(フロントロウ編集部)

ハロウィンの装飾が騒動を引き起こす

 ニューヨーク州グレンズフォールズのある家のハロウィンの装飾がリアルすぎて、家が燃えていると勘違いした近隣住民からの通報を受けて消防車が出動する騒動があった。

 グレンズフォールズ消防署がフェイスブックで公開した実際の家の動画がこちら。

 1階と2階の窓からオレンジの炎のようなものが見えるが、消防隊員たちは現場に到着してすぐに炎が偽物であることに気づいた。消防署は、近所の人が炎と錯覚したものは2つのLEDライトとボックス扇風機、銀色のシートによって生み出され、煙だと思った“もや”は霧発生装置によるものだったと説明。

 なお、消防署は怒るどころかむしろその精巧さに感心したようで、「今夜確認された建造物火災の報告のため、隊員がサンフォード・ストリート地域に派遣されました。驚いたことに、これは素晴らしいハロウィーンの装飾でした。このディスプレイは今月末まで、金曜日と土曜日の夜に一般の方の娯楽のために公開されるそうです」と動画のキャプションに綴った。

 ちなみに、今回のような誤報はハロウィンシーズンのアメリカではあるあるで、2017年にはとある住宅の庭に飾ってあった「シャッターの下敷きになって息絶えた男性」の人形を見た人から、「人が死んでる」という通報が相次ぎ、警察がフェイスブックで「ハロウィンの飾りつけなので通報しないように」と注意喚起するという出来事があった。

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