トム・クルーズがティモシー・シャラメにアドバイスを送っていた
12月公開の映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』で若きウォンカを演じるティモシー・シャラメが、先輩俳優のトム・クルーズから俳優としてステップアップするためのアドバイスをもらったことを米GQのインタビューで明かした。
2人に共演経験はないが、ティモシーによると、主演映画『DUNE/デューン 砂の惑星』(2021年公開)の撮影がすべて終わったあとにトムと会う機会があったそうで、その後、トムからバイクやヘリコプターなど各分野のスタントのエキスパートの連絡先が書かれたメールが送られてきたという。
「彼は僕を奮い立たせるようなとても素晴らしいメールを送ってくれました。昔のハリウッドならダンスや戦闘のトレーニングを受けていただろうけど、今は誰も君にその基準を課すことはないと、彼は言いました。そして、(必要なトレーニングが受けられるよう連絡先を渡すけど)どうするかは君次第だと。そのメールはまさにウォークライ(※士気を鼓舞する雄叫び)のようでした」
ちなみに、世界中で大ヒットを記録したトムの主演映画『トップガン マーヴェリック』に“どハマり”したティモシーは、映画『デューン 砂の惑星 PART2』(以下『デューン2』)の撮影中になんと「8回」も鑑賞。
撮影が行われていたブタペストにある劇場を貸し切りにして、『デューン2』のキャストやスタッフを招いて上映会を開催したこともあったそうで、「『トップガン マーヴェリック』は、『デューン2』の撮影をしていた去年の夏に大きなインスピレーションを与えてくれました。スタッフのなかには馬鹿にしているような感じの人もいましたが、僕は自分が今まで見たなかで最高の映画のひとつだと思いました」と絶賛した。
ちなみに、『トップガン マーヴェリック』や『ミッション:インポッシブル/デッド・レコニング PART ONE』などの作品でトムと共演した後輩俳優たちも、彼から素晴らしいアドバイスをもらったことを明かしており、以前、フロントロウ編集部がインタビューをしたポム・クレメンティエフは、トムからの“心に残るアドバイス”として「安全圏に留まるな、有能であれ(Don’t be safe, be competent)」という言葉を挙げている。