屋外のソファで日向ぼっこをするコヨーテ
先日、サンフランシスコのとある住宅で、屋外に置いてあるソファで野生のコヨーテがくつろいでいるところを目撃された。
サンフランシスコの動物保護団体がX(旧ツイッター)で公開した写真には、まるでペットの犬のようにソファの上でまったりするコヨーテの姿が写っていた。
Friday Field Notes: Coyote on a Couch. Officer Mullen encouraged this sleepy coyote couch potato to move along and find a more coyote-appropriate (but less comfy) place to sleep. He listened and followed her advice. #Coyotes #animalcontrol #wildlife #couchcoyote pic.twitter.com/hIm2LnioSs
— SF Animal Care & Control (@SFACC) November 3, 2023
保護団体で働くマレン氏によると、家の住人が朝起きて外を見ると、コヨーテが屋外のソファで眠っていたそうで、住人が近づいてもコヨーテはそこから動こうとしなかったという。このコヨーテが病気か怪我をしているのではないかと考えた住民は保護団体に連絡し、たまたまその家の周辺にいたマレン氏が駆けつけた。
「到着して住民と話をしたあと、裏庭に連れて行かれ、パティオにあるソファで気持ちよさそうに休んでいるコヨーテを見せてくれました」。米Peopleのインタビューでそのときのことについてこう振り返ったマレン氏は、続けて「私はコヨーテに近づき、もう起きる時間だと伝えました。彼は私を見て立ち上がると、大きく伸びてから庭の端まで歩いていきました。彼の動きにおかしな点はなく、病気や怪我をしているようには見えませんでした」と語った。
今回、コヨーテが発見された住宅は森林に囲まれており、マレン氏が出て行くように伝えると、コヨーテは「壁を飛び越えて藪の中を進んでいった」そう。なお、このコヨーテについて、マレン氏は「若くて健康なオスで、恐らく最近巣穴を追い出され、街の中で自分の道を切り開こうとしていたのだと思います」と指摘している。