『プラダを着た悪魔』に出演してファッションセンスが向上
ファッション業界が舞台の映画『プラダを着た悪魔』で、アン・ハサウェイ扮する主人公のアンドレアのちょっぴり意地悪な同僚のエミリーを演じたエミリー・ブラントが、同映画の撮影現場でファッションについて多くのことを学んだと米Varietyのインタビューで語った。
『プラダを着た悪魔』に出演する前のエミリーは、アンドレアと同じくファッションに無頓着で業界のことも何も知らなかったそうで、「あの映画に登場するファッション業界については、まったく知識がありませんでした」と言うと、こう続けた。
「(エミリー役に抜擢されるまでは)10代の少年のような服装をしていたと思います。(撮影を通じて)多くのことを学びました」
ファッション誌「ランウェイ」の編集長であるミランダ・プリーストリーのアシスタント、エミリーを演じるのは自身にとって「発見の旅」だったそうで、「あらゆる意味で。業界そのものについてだけでなく、スタイルや芸術的な側面、そしてそれがいかに重要であるかを知りました」と述べた。エミリーによると、ファッション業界で働いたことがある友人たちからもお墨付きをもらったそう。
ちなみに、エミリー役のオーディション用のビデオを急いで撮影したエミリーは、そのときデニムにビーチサンダルというカジュアルすぎる装いだったことから、“絶対に落ちた”と思ったという。しかし、落ち込んでバーでお酒を飲んでいたら、制作側から「会いたい」と連絡が。ただ、「次はドレス姿でね」と言われてしまったとか。