頻繁にニキビができるなら、見直すべきことのひとつがベースメイク。メイクアップアーティストや皮膚科医が教える、ニキビを防ぐベースメイクの極意をご紹介。(フロントロウ編集部)

ニキビができやすい肌で大切なベースメイクの極意

 多くの人を悩ませる肌トラブルのひとつがニキビ。繰り返すニキビには、遺伝的なものやホルモンバランス、食生活などさまざまな原因があるけれど、じつは無関係ではないのが日々のベースメイク。

画像: ニキビができやすい肌で大切なベースメイクの極意

 ベースメイクコスメは長時間肌に触れ続けるだけに、ニキビの原因になったり悪化する要因になったりすることがあるという。そこで心がけたいのが、ニキビを防ぐベースメイクの極意。

 ニキビができやすいなら心がけたい、ベースメイクの3つのポイントを専門家が明かした。

メイクスポンジは1回で捨てる

画像: メイクスポンジは1回で捨てる

 ニキビができやすい肌に向けたベースメイクでは、使用するメイクツールを清潔に保つことがとくに大切。メイクアップアーティストのトミー・リベロは、メイクスポンジは1回使用したら捨てること推奨。

 トミーは、「メイクスポンジは、ニキビの原因となるバクテリアが増殖しやすいため、使用後に捨てるのが最善だと思います」と米Good house keepingで説明。1度の使用で捨てるのはもったいないため、三角型のスポンジを2つに切って使用するのがオススメだそう。

メイクブラシは毎回洗浄

画像: メイクブラシは毎回洗浄

 メイクブラシを使ってベースメイクを取り入れるなら、使用後は毎日洗うのがベター。

 トミーは、「メイクブラシを使用する場合、使った後は毎回洗うことを心がけてください」とアドバイス。使用後に洗浄して清潔な状態をキープすることで、ニキビができてしまうのを防げるのだという。

 ただし洗った場合にはしっかり乾燥させるのも重要。半乾きの状態で放置すると、かえって菌が繁殖しやすくなってしまうため、洗った後にはしっかり乾かすよう勧めた。

シリコンフリーのベースメイクコスメをチョイス

画像: シリコンフリーのベースメイクコスメをチョイス

 ニキビができやすい場合、どんなベースメイクコスメを選ぶかも重要になってくる。皮膚科医のアザデ・シラジ医師が勧めるのは、シリコンフリーのファンデーションやメイク下地。

 その理由についてシラジ医師は、「シリコンを含むベースメイクコスメは、毛穴を詰まらせてニキビの原因となってしまうことがあります」と説明。そのため、できるだけシリコンフリーの製品を選ぶようアドバイス。

 またオイルを多く含むベースメイクコスメや、こっくり重いフォーミュラのベースメイクコスメも、できるだけ避けたほうがいいと補足した。

 ニキビができやすい肌で大切なベースメイクの極意。繰り返すニキビが気になるなら、ぜひ一度意識してみて。

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