パウダーファンデーションがムラになってしまう…。そんな悩みを解消するベースメイクのコツを、メイクのプロが明かした。(フロントロウ編集部)

ムラになりにくいパウダーファンデの塗り方

 ヨレにくくサラッとした肌をキープできるパウダータイプのファンデーション。その一方でパウダーファンデは、部分的に濃くついたり薄くついたりとムラができやすいという悩みもつきもの。

画像: ムラになりにくいパウダーファンデの塗り方

 そんなパウダーファンデのムラは、ちょっとしたコツ次第で防げるという。メイクのプロが教える、ムラ防止術をご紹介。

下地が乾くまで十分に待つ

画像: 下地が乾くまで十分に待つ

 セレブを手掛けるメイクアップアーティストのベンジャミン・パッキーが大切だと明かしたのは、メイク下地が完全に乾くまで待ってからパウダーファンデを重ねること

 ベンジャミンは「粉末状のアイテムは、液体やクリーム状のアイテムが十分に乾ききる前に重ねても、まだら模様のようにムラになってしまうだけです」と説明。肌とメイク下地がしっかりと密着していない状態でパウダーファンデを塗ることで、下地とパウダーが混ざり合って汚く見えてしまうという。

 均一でキレイな仕上がりを目指すには、急がず下地が乾くまで十分に待ってからパウダーファンデを塗るよう心がけてみて。

スポンジを使って塗る

画像: スポンジを使って塗る

 パウダーファンデのムラを防止するには、どんなツールを使って塗るかも重要。

 メイクアップアーティストのニック・ルジャンは、ニックはスポンジを使ってパウダーファンデを塗るようオススメ。なんでも指やブラシを使うとムラができやすく、カバー力が下がってしまうそう。

 上手に仕上げるポイントとしてニックは、「まず一番カバー力が必要な部分にパウダーファンデーションを塗るようにしましょう。その後、上下に伸ばしながら肌全体を整え、最後に首まで伸ばすとシームレスに仕上げられます」と明かした。

クリームやリキッドコスメの後に塗る

画像: クリームやリキッドコスメの後に塗る

 クリームやリキッドタイプのチークやハイライト、シェーディングを使う場合、ムラを防ぐにはパウダーファンデーションはその後に塗るのがベストだという。

 メイクの順番は、ファンデよりも後にパーツメイクをするのが一般的。でもメイクアップアーティストのデレク・セルビーによると、パウダータイプのファンデを使いながら、チークなどはクリームやリキッドタイプのときは、メイクの順番を逆にするほうがいいという。なぜなら、パウダーの上からクリームチークなどを塗ると、なじませる前に固まってしまいムラができやすくなるから。

 クリームやリキッドタイプのコスメを使うときには下地などの後に塗り、その上からパウダーファンデを重ねることでキレイな仕上がりに近づけるそう。

事前に肌の乾燥対策を徹底

画像: 事前に肌の乾燥対策を徹底

 ムラなくキレイに仕上げるためには、パウダーファンデを塗る前の下準備もポイントのひとつ。ニックは、メイクを始める前に化粧水や美容液、クリームなどで肌をしっかりと保湿するようアドバイス。

 パウダーファンデは肌が乾燥しているとムラになったり、ノリが悪くなったりすることが多いため、事前にしっかり保湿することが必須のステップなのだという。

 ちなみに化粧水などを塗るときは、指先に数滴つけて、肌に軽くたたくように塗りこむのがしっかり浸透させるコツだと補足した。

 パウダーファンデーションがムラになるのを防止するちょっとしたコツ。ムラになりやすいなら、ぜひ参考にしてみて。

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