第66回グラミー賞の授賞式が現地時間2月4日にロサンゼルスで開催された。主要6部門の受賞結果は?(フロントロウ編集部)

2024年のグラミー賞を振り返る

 音楽界で最も栄誉ある賞と言われるグラミー賞の授賞式が現地時間2月4日に開催された。

 今年の授賞式では、オリヴィア・ロドリゴやデュア・リパ、トラヴィス・スコットら豪華アーティストがパフォーマンスを披露したほか、マライア・キャリーやメリル・ストリープといった“大物”たちがプレゼンターを務めた。また、2022年にスティッフパーソン症候群を患っていることを公表して以来、公の場にほとんど姿を現していなかったセリーヌ・ディオンがサプライズで登場し、会場を沸かせた。

 年間最優秀レコード賞を受賞したのはマイリー・サイラス。マイリーにとって今回が初のグラミー賞受賞となった。年間最優秀アルバム賞を受賞したテイラー・スウィフトは、同部門で過去最多となる4回目の受賞を果たして歴史に名を刻んだ。2020年のグラミー賞を席巻したビリー・アイリッシュは、大ヒット映画『バービー』の挿入歌「What Was I Made For?」で年間最優秀楽曲賞を受賞した。

画像: 2024年のグラミー賞を振り返る

 最優秀新人賞に選ばれたのは、アリアナ・グランデの親友として知られるヴィクトリア・モネ。ヴィクトリアはアリアナのツアーのオープニングアクトを務めたことがあるほか、いくつかの楽曲でコラボもしている。ヴィクトリアが最優秀新人賞を受賞したこと受けて、アリアナは真っ先に「あなたを心から誇りに思うし、言葉もないほどうれしい。あなたは、自分自身の絶対的な領域で静かに活動しながら、長いあいだ、この業界に身を捧げ、懸命に働いてきた」とインスタグラムに祝福のコメントを投稿している。

 さらに、今年から主要部門に移行した最優秀プロデューサー賞(ノン・クラシック)にはテイラーと多くの楽曲を共作しているジャック・アントノフ、最優秀ソングライター賞(ノン・クラシック)にはセロン・トーマスがそれぞれ輝いた。

 以下、主要6部門の受賞結果。

年間最優秀レコード賞

マイリー・サイラス『Flowers』


年間最優秀アルバム賞

テイラー・スウィフト『Midnights』


年間最優秀楽曲賞

ビリー・アイリッシュ「What Was I Made For?」


最優秀新人賞

ヴィクトリア・モネ


最優秀プロデューサー賞(ノン・クラシック)

ジャック・アントノフ


最優秀ソングライター賞(ノン・クラシック)

セロン・トーマス

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