1月中旬に腹部の手術を受けたキャサリン妃の術後の容体をめぐる噂を王室が否定した。(フロントロウ編集部)

キャサリン妃に関する一部報道を王室が否定

 1月中旬に腹部の手術を受けたキャサリン妃が術後に昏睡状態にあったという報道を王室関係者が否定した。

 キャサリン妃の術後の経過が芳しくなかったと主張するのはジャーナリストのコンチャ・カジェハ氏。英The Timesによると、同氏はスペインのニュース番組『Fiesta(原題)』で「合併症が発生したため、医師たちは思い切った決断を下さなければならなりませんでした」、「その決断とは、彼女を(意図的に)昏睡状態に置くことでした。気管内挿管をしなければなりませんでした。予期していなかった深刻な合併症が発生したんです。手術はうまくいきましたが、術後の経過はあまり良くありませんでした」などと語り、命の危険もあったことを示唆したという。

 一方、王室関係者はこれらの話を真っ向から否定している。

 The Timesの取材に応じた王室関係者は、カジェハ氏の主張を「まったくのナンセンス」とバッサリと切り捨て、「このジャーナリストは、自分が話したことについて王室関係者の誰にも事実確認をしようとしませんでした。根本的に、完全なでっち上げです。ここでは丁寧な英語(表現)を使いますが、そのようなことは絶対にありません」と反論した。

 ちなみに、フロントロウでお伝えしたが、キャサリン妃はすでに退院しており、現在は自宅で療養生活を送っている。本人の意向で具体的にどういった手術を受けたのかは明らかにされていないが、緊急ではなく計画的に行われたもので、公務に復帰するのは早くても3月末のイースター(復活祭)の時期になるという。

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