ヘンリー王子がチャールズ国王と再会を果たす
チャールズ国王ががんと診断されたことを受けて、現在、アメリカで暮らすヘンリー王子がイギリスに緊急帰国した。
今回、父チャールズ国王に会うためだけにイギリスに戻ったヘンリー王子だが、親子水入らずの時間はそれほど長いものではなかったよう。英The Independentによると、ヘンリー王子は午後2時42分にロンドンのクラレンス・ハウスにいるところ目撃されたそうで、面会時間は45分ほどだったと伝えられている。面会時間に関しては、30分だったと報じているメディアもある。なお、チャールズ国王はヘンリー王子と会ったあと、妻のカミラ王妃とヘリコプターでサンドリンガムへ向かったそう。
ヘンリー王子がイギリス滞在中にチャールズ国王と会ったのはこの一度きりで、会話の内容などは明らかになっていない。ヘンリー王子は当初言われていたとおり、兄ウィリアム皇太子とは会うことなく、イギリスに到着してから約24時間で出国した。
アメリカにとんぼ返りしたヘンリー王子は、現地時間2月8日にラスベガスで開催されたNFLオナーズに出席し、ウォルター・ペイトンNFL年間最優秀人物賞のプレゼンターを務めた。受賞者を発表する前に軽いスピーチも披露したが、チャールズ国王についての言及はなかった。
ちなみに、ヘンリー王子は2020年に王室を離脱し以降、インタビューやドキュメンタリー番組、回顧録を通じて王室を批判したり、内情を暴露したりしたことなどが家族と疎遠になっている。とくに、以前はとても仲が良かったウィリアム皇太子との関係は修復不可能なまでに破綻していると言われている。