カーディ・Bが、2023年を振り返って、世間の声や評価を気にするあまり「何もかもが怖くてしかたなかった」と明かした。(フロントロウ編集部)

カーディ・Bが公の場から遠ざかっていた理由

 ぶっ飛んだ言動や奇抜なファッションでファンをトリコにするラッパーのカーディ・Bが、2023年を振り返って、スポットライトを浴びるのが“怖い”と感じていたことを米Complexのインタビューで明かした。

 カーディは、「まるで自分を見失ってしまったような気がします。音楽系のコメンテーターやその他のたくさんの人たちから『彼女はアルバムをリリースするのを恐れている。彼女は音楽をリリースするのを恐れている』と言われました」と言うと、こう続けた。

 「たとえば去年はほとんど音楽をリリースしていません。何もかもが怖くてしょうがなかったんです。ライブに行くのも、(SNSに)写真を投稿するのも、クラブに行くのも怖かった。みんなに会った次の日、彼らが私のことをどう言うかとか、そういうのが全部怖かった。何をするにも怖くてしかたありませんでした」

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 また、ラッパーとしてブレイクする前にSNSで人気者になって以来、一度もインターネットから離れたことはないというカーディだが、「私は政治やあらゆることについて話すのが大好きです。でも、もうそれについて話したくありません。毎日のように批判にさらされるのがすごく怖いんです。疲れました」と本音をポロリ。

 ちなみに、アイス・スパイスとコラボした「Munch」のリミックスバージョンがリリースされることなく幻に終わったのは、「曲は好きだけど、自分の声が気に入らなかった」というのが理由だったそうで、「(もしリリースしていたら)『彼らは私のことを悪く言って、曲のことも悪く言う』って感じでした」と、世間の声や評価を相当気にしている様子を見せた。

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