乳がんと診断され両乳房切除術を受けた俳優のオリヴィア・マンが、子宮や卵巣なども摘出したことを明かした。(フロントロウ編集部)

オリヴィア・マンが5回目の手術を受けたことを告白

 映画『X-MEN:アポカリプス』やドラマ『ニュースルーム』などの出演作で知られるオリヴィア・マンは、乳がんと診断され、両乳房切除術を受けたことを自身のインスタグラムを通して発表

画像: オリヴィア・マンが5回目の手術を受けたことを告白

 オリヴィアは2023年5月頃に乳がんだと診断され、これまでに4回手術を受けてきたと明かしていた。

 そんなオリヴィアがVogueに登場し、最近5回目の手術を受けたことを告白。オリヴィアの乳がんはルミナールB(HER2陽性)というタイプの乳がんで、主治医であるタイス・アリアバディによるとこのタイプに乳がんはエストロゲンに依存して増殖するよう。

 そのためオリヴィアはエストロゲンを制御する薬を処方してもらっていたが、薬の副作用が激しく体力が全て奪われベッドでほぼ寝たきりだったため、薬の代わりになるものはないかと医師に相談すると、エストロゲンが作られる卵巣などを摘出する手術があると教えてもらったという。薬を飲んで寝たきりのままでいるか、エストロゲンを体内から取り除くかのどちらかしかなかったオリヴィアは後者を選択。そしてオリヴィアは「私は、卵巣摘出術と子宮摘出術を受けました。子宮、卵管、卵巣を摘出しました。つい先月のことです」と明かした。

 摘出手術から1週間ほどで普通の感覚になったようだがオリヴィアは「1度だけパニックに陥ったこともありました。心が壊れました。ずっとこの身体と付き合ってきて、長い間生理があり、排卵の時期も感じていたのに、突然それがなくなってしまうなんてとても奇妙に思いました」と当時を振り返り。今回5度目の手術を受けたことを明かしたオリヴィアは、自身のインスタグラムでこのインタビューをシェアする際「これを共有することで、この恐ろしい病気と闘っている他の女性たちが孤独を感じなくなることを願っています」とコメントしており、多くの人に勇気を与えた。

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