映画撮影中にキアヌ・リーブスのヒザが割れる
映画『マトリックス』シリーズや『ジョン・ウィック』シリーズでお馴染みのキアヌ・リーブスは、1月下旬、左膝に氷のうを当てた状態で松葉杖をついている姿が目撃され話題に。しかし、怪我の理由が撮影中に負傷したからなのか、過去の怪我や元々抱えている症状によるものなのかはわかっていなかった。
撮影現場でも松葉杖をついたままだったキアヌ。その後映画『グッド・フォーチュン』で監督を務めるアジズ・アンザリがラスベガスで開催されたシネマコン2024でキアヌが膝蓋骨を骨折したことを明かしていた。
キアヌの口からは当時の状況が語られていなかったが、今回、トーク番組『The Late Show』に出演した際、当時のことを振り返った。キアヌは司会者のスティーヴン・コルベアに松葉杖をついている写真を見せられると「あれはアクシデントだったんです」と回答。
当時キアヌは『グッド・フォーチュン』の撮影中で、アジズとセス・ローゲンと撮影しており、冷水に入るシーンを撮影していたのだが、カットの声がかかるとスタッフに呼ばれていたようで、水着を着たまま凍えながら移動。そして保護用のカーペットが敷かれていたのだが、その窪みに足がとられ膝から転げ落ちたという。キアヌは当時のシーンを再現しておりスティーヴンに説明。そして「膝蓋骨がポテトチップスのように割れました」と怪我をした経緯を話した。
これまで『マトリックス』や『ジョン・ウィック』、『スピード』などで数々のアクションシーンを撮影してきたキアヌだが、コメディ映画の撮影中に怪我をしたこともあり「コメディは大変です」というジョークも。
ちなみにアジズはキアヌが怪我をしたあとも「とても勇敢でした」と言うと、「サルサダンスを踊るシーン以外はすべて撮影しました。(サルサダンスのシーンだけは)彼から取り上げる必要がありました。彼は『やるぞ!』と言いましたが、私たちは『キアヌ、落ち着いて。膝が治ったらサルサダンスをやろう』と説得しました」とどんな状況でも撮影を最優先していたことを明かしていた。