マンチェスター発の4人組ロックバンド、ホット・ミルクが新曲「ナインティ・セカンズ・トゥ・ミッドナイト」を発表した。さらに、6月27日に新アルバム『コーポレーション・ポップ』のリリースも決定。今、最も勢いのあるバンドが放つ渾身の一作に、期待が高まる。

「ナインティ・セカンズ・トゥ・ミッドナイト」は、終末時計が残り90秒を指している現代の不穏な空気を描いた楽曲。哲学者ルソーの「人間は決して自由にはなれない」という思想と、詩人ジョン・ベッチマンの「世界の終焉を皮肉る」スタイルにインスパイアされた歌詞が特徴的だ。

また、この楽曲のMVにはイギリスの人気コメディアン、フランク・スキナーが出演。撮影は彼らの地元・サルフォードで行われ、長年の友人であるケネディが手がけた。映像の公開も待ち遠しい。

そして、バンドにとって2作目となるアルバム『コーポレーション・ポップ』は、これまで以上にヘヴィでリアルなサウンドを追求。社会への鋭い視点を持ちながらも、彼らならではのユーモアが随所に散りばめられている。ジム・ショウ、ザック・ジョーンズ、KJストロックのプロデュースによって、より洗練された仕上がりとなった。

ホット・ミルクはすでにUKトップ40入りを果たし、国内外で大きな成功を収めている。現在進行中のUK＆USツアーに加え、夏にはフェス出演も決定。シーンの最前線を駆け抜ける彼らの動向から、目が離せない。

【シングル情報】　
ホット・ミルク「ナインティ・セカンズ・トゥ・ミッドナイト」