ライアン・ゴズリングが“世界を救う中学校の先生”に?
そんな突飛な設定を、本気で映画化に持ち込んだのが他ならぬゴズリング本人だ。2026年公開予定の『プロジェクト・ヘイル・メアリー』は、世界的ベストセラーを原作に、SF映画史に新たな一ページを刻む予感を漂わせている。
原作はアンディ・ウィアーによる同名小説。刊行直後から「ネタバレ厳禁」と話題沸騰し、科学者すらも泣かせた名作だ。日本でも星野源や小島秀夫らが称賛し、「読んだら誰かに語りたくなるのに、語れない」という奇妙な口コミが広がった。
その映画化に名乗りを上げたのがゴズリング。監督には『スパイダーバース』のロード&ミラー、脚本は『オデッセイ』のゴダート。文字通り“SFドリームチーム”が実現したのは、彼の熱意に他ならない。
公開された予告では、宇宙船の中で昏睡から目覚める主人公グレースが描かれる。なぜ教師の彼が宇宙に? なぜ地球は滅亡の危機にあるのか? その答えは“何も言えない”。ただひとつ確かなのは、この物語、観終わったあと誰もが言葉を失うということだけだ。
映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー』US版予告 2026年 全国の映画館で公開
www.youtube.com2026年 全国の映画館にて公開
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント