共感を呼ぶ歌詞、そしてナチュラルな魅力と透き通るような雰囲気が注目されるグレイシー・エイブラムスが、あえて控えめなメイクを選ぶ理由と、自分らしさを引き出すテクニックを明かした。(フロントロウ編集部) 

“あまり塗らない”という選択に込めた思い

 代表曲「That’s So True」で注目を集め、テイラー・スウィフトやオリヴィア・ロドリゴのツアーではオープニングアクトを務めた経歴を持つグレイシー。先月には、イギリス最大級の音楽フェス「グラストンベリー・フェスティバル」にも出演し、今もっとも勢いのあるアーティストの1人として脚光を浴びている。

 そんな彼女が英Harper’s Bazaarのインタビューで語ったのは、美しさと自己表現について。「自分らしく感じられるときこそ、自信が持てる」、そして「自分にとってしっくりくる方法が見つかると、それを探求していくのがすごく楽しくて刺激的」と語った。

盛らずに整える、“引き算メイク”の工夫

 グレイシーが心地よいと感じるメイクは、フルメイクの状態ではなく、厚く塗っていない自然なメイクだという。日常では、ファンデーションを手の甲に出してからブラシに馴染ませるテクニックを用い、必要以上に肌にのせすぎない工夫をしていると明かした。

 普段のメイクに使うのは、コンシーラー、チーク、眉メイクの3つが基本。そしてリップは、ブラウン系のリップライナーにグロスを重ねるという自然な仕上がり。さらに、ハイライトでツヤ感をプラスするのが好みだそう。

 一方、ステージに上がる際は、ナチュラルな雰囲気は保持しつつ、自分自身の顔のポイントとなる部分を強調することを意識するそう。そして驚くべきことに、そのメイクもすべて自分自身で手がけているという。

 自分に寄り添い、無理をしない。そのスタンスが、グレイシー・エイブラムスというアーティストの放つ自然体の輝きを支えているようだ。

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