韓国で今年最も話題をさらったホラー映画『層間騒音』が、ついに日本に上陸する。公開日は10月10日。舞台は古びた団地。聞こえるはずのない音が鳴り響き、日常的な生活音が一瞬にして恐怖の源へと変貌する。

“層間騒音”とは、韓国で集合住宅の上下階から聞こえる生活音を指す言葉だ。しかし本作では、その音が単なる生活の一部ではなく、霊の存在を示す“予兆”として観客を追い詰める。聴覚障がいを抱える主人公ソ・ジュヨンが、失踪した妹の行方を追う中で補聴器を通して聞く“怖音”は、現実か幻覚かの境界を一気に崩壊させる。

公開と同時に韓国で口コミが爆発し、3週連続で興行1位を記録。“今年最高のジャンプスケア”と評された映像と音響の融合は、予告編でも異様な迫力を見せつける。「エリーゼのために」が不気味な着信音として鳴り響き、次の瞬間「運命」へと転調する構成は、すでに観客の神経を逆なでする。さらに、特定の周波数で鳴るモスキート音も挿入され、実際に体感できる仕掛けとなっている。

キャストにはイ・ソンビン、リュ・ギョンスらが名を連ね、音響監督には『哭声/コクソン』『コンジアム』を手がけたパク・ヨンギが参加。監督キム・スジン自身も撮影中に不可解な現象に見舞われたと語る。映画館で待ち受けるのは93分間の“怖音”体験。聞こえてしまったら、もう逃げられない。

画像: 層間騒音(そうかんそうおん):予告篇 www.youtube.com

層間騒音(そうかんそうおん):予告篇

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