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カイリー・ミノーグ、誰にも言えなかった「2度目のがん診断」について明かす

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BY FRONTROW Editorial Dept.

ポップの女王カイリー・ミノーグが、米時間2026年5月20日に公開したNetflixドキュメンタリーシリーズ「カイリー」で、2021年に2度目のがん診断を受けていたことを初めて明かした。彼女の言葉が、世界中のファンの心を打っている。(フロントロウ編集部)

誰にも言えなかった「2度目のがん」

 米Billboardなどによると、カイリー・ミノーグは3エピソードから成るドキュメンタリー「カイリー」のなかで、2021年初頭に2度目のがんと診断を受けていたことを告白した。最初のがんは2005年。その時は世界に公表されたが、2度目はちがった。「正しいタイミングを見つけられなかった」と語り、「あの時の私は、もう家を出たくないと思っていた。ただの抜け殻のようになっていました」と振り返っている。

 沈黙を破ることができなかった理由は、感情的な限界だけではなかった。「世界に話す義務は感じませんでした。あの時は話せる状態ではなかったのです」とも語っており、病に向き合いながらも世間の目を遮断して治療に専念する道を選んだのだ。

「パダム・パダム」の裏側に隠されていた真実

 じつは、2023年に世界的な大ヒットとなった「パダム・パダム」のリリース時、カイリーは2度目のがんを乗り越えたばかりだった。ドキュメンタリーのなかで彼女は、「パダム・パダムは私に多くの扉を開いてくれました。しかし心の内では、がんが私の人生の小さなエピソードではないとわかっていました。今、あの頃の自分に何が起きたのかを話したかったんです。それを話すことで手放せると思って」と語っている。

 その後、2025年の「テンション・ツアー」で圧巻のステージを披露したしたカイリー。現在についてこう締めくくった。「今日の自分が元気でいられることを、心から感謝しています」と。

監督も衝撃を受けた、カイリーの圧倒的なオーラ

 「カイリー」は、アイルランド人映像作家マイケル・ハートが監督を務め、カイリーのキャリアを追った作品だ。英Irish Timesが仏時間5月27日に掲載したハートへのインタビューでは、「彼女が部屋に入ってきた瞬間、私を完全に圧倒するようなエネルギーが感じられました」と当時の衝撃を明かしている。

 2005年のがんで一度は活動を停止し、治療後に復帰を果たしたカイリーが、2021年の試練も乗り越え、今なお世界の舞台に立っている。その姿は、病気によって活動を休止した経験を持つ多くの人々にとって、静かな力をくれるかもしれない。

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