“C-POPの王”ジェイ・チョウの約4年ぶりとなる最新アルバム『太陽の子』が、8月5日に日本盤として発売される。それに先がけて全国のタワーレコード6店舗でパネル展が開幕。渋谷店には本人の直筆サインカードが展示されている。(フロントロウ編集部)
6店舗で今日から。渋谷だけにあるもの
日本限定仕様の全貌が公開されたジェイ・チョウの16枚目のアルバム『Children of the Sun(太陽の子)』が、いよいよ8月5日(水)に日本盤として店頭に並ぶ。それに合わせて8月4日から、全国のタワーレコード6店舗でパネル展がスタートした。
ユニバーサル ミュージックによると、会場はタワーレコード渋谷店、新宿店、タワーレコード ミニ ダイバーシティ東京 プラザ店、梅田NU茶屋町店、福岡パルコ店、那覇店。期間は8月31日(月)までで、店舗によって前後する場合がある。
なかでも渋谷店は少し扱いが違う。7Fフロアでアルバムの世界観を並べたパネル展示に加えて、ジェイ・チョウ本人の直筆サインカードが特別展示されているからだ。さらに期間中に対象商品を購入した人のなかから抽選で、「直筆サイン入り『太陽の子』ポストカード」または展示に使われたパネルが当たる。対象商品は8月5日発売の通常盤(SHM-CD/UICO-1338/税込3,300円)とデラックス限定盤(SHM-CD+特典/UICO-9081/税込6,820円)だ。
なお、抽選で渡されるパネルは実際に展示に使われたもの。軽微な傷や折れがある場合があり、絵柄も選べないという但し書きが付いている。

タイトルは、大先輩がつけたあだ名だった
アルバム名の『Children of the Sun(太陽之子)』には、少し人懐こい由来がある。レジェンド歌手のジャッキー・チュンが、ジェイ・チョウの“晴れ男”ぶりを称えて贈ったニックネームがそのまま看板になったのだ。ポジティブさと創造的なエネルギーを象徴する言葉として掲げられている。
力の入れ方が分かりやすく出ているのが、リードトラック「Children of the Sun」のミュージックビデオだ。制作費は約1億台湾ドル、日本円にしておよそ5億円。台湾のアーティストによる映像作品としては史上最高額級とされる。手を組んだのは『アバター』『ロード・オブ・ザ・リング』『猿の惑星』『デューン』などを手がけたアカデミー賞受賞歴のあるクリエイティブチームで、制作期間は2年3か月。パリと台北で撮影された。1曲のMVにハリウッド大作と同じ物差しを持ち込んだ格好だ。
3,000万枚のキャリアと、日本での20年
ジェイ・チョウは2000年にアルバム『杰倫/ジェイ』でデビューし、これまでに15枚のスタジオアルバムを発表。全世界の累計セールスは3,000万枚を超える。2022年の『最偉大的作品(Greatest Works of Art)』は国際レコード産業連盟(IFPI)集計の世界アルバムセールスで1位を獲得し、華語アーティストとしては調査開始以来初の快挙となった。アジア版グラミー賞とも呼ばれる金曲奨では15冠。“マンドポップの王”という呼び名はここから来ている。

日本との縁も長い。2006年2月に東京国際フォーラムで初来日公演を行ない、2008年2月には日本武道館、2024年4月にはKアリーナ横浜でいずれも2日間の公演を成功させた。俳優としても2005年の『頭文字<イニシャル>D THE MOVIE』で日本の観客に知られ、翌年にはチャン・イーモウ監督作『満城尽帯黄金甲』(邦題『王妃の紋章』)でコン・リー、チョウ・ユンファと共演している。
さらに2007年の初監督作『不能説的秘密』(邦題『言えない秘密』)は、SixTONESの京本大我の初主演映画として日本でリメイクされた。デビューから26年、名盤3作の日本盤も8月19日に控えているなか、渋谷の7階に置かれたサインカードは、そのキャリアの現在地を確かめに行く口実としてはちょうどいいのかもしれない。
















