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マイケル・B・ジョーダンの新作、邦題は1968年と同じ『華麗なる賭け』

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マイケル・B・ジョーダンの新作、邦題は1968年と同じ『華麗なる賭け』

マイケル・B・ジョーダンが監督と主演を兼ねた最新作の日本公開が2027年に決まり、邦題が『華麗なる賭け』に決定した。日本版特報も解禁されている。(フロントロウ編集部)

盗むのは絵画、追うのは保険調査員

原題は『The Thomas Crown Affair』。ジョーダンが演じるのは、表向きは何不自由ない億万長者でありながら、別の強奪事件が失敗する裏で悠々と絵画を持ち去ってしまう男だ。その痕跡を追いはじめた保険調査員との駆け引きが、いつのまにか恋のかけひきに変質していく。

製作した米Amazon MGM Studiosは本作を紹介する文章のなかで、「その部屋でいちばん危険な男は、誰も見ていない男だ」と書いている。派手に銃を撃つ主人公ではなく、誰の視界にも入らないまま最も大きな仕事を終えている主人公。日本版特報で流れるのも、そういう静かな緊張感のほうだ。

1968年に使われた邦題を、そのまま戻した

じつは『華麗なる賭け』というタイトルは、日本の映画ファンにとっては新しいものではない。1968年の同名作が、まさに『The Thomas Crown Affair』の日本語題だったからだ。監督はノーマン・ジュイソン、主演はスティーヴ・マックィーンとフェイ・ダナウェイ。ボストンの大銀行から260万ドルが消えた事件を軸に、実業家クラウンの正体を暴こうとする保険調査員ビッキーが彼に接近していく。ミシェル・ルグランが手がけた主題歌「風のささやき」はアカデミー賞主題歌賞を受賞した。

その後1999年にも一度リメイクされているので、今回で3度目の映画化ということになる。にもかかわらず配給のソニー・ピクチャーズ エンタテインメントが選んだのは、1999年版の邦題でも新しい造語でもなく、58年前と同じ6文字だった。この作品を日本でどう記憶してほしいのかが、タイトルの選び方だけで伝わってくる。

持ち込んだのは2016年、撮り終えたのはオスカーの前

ジョーダンがこの題材をMGMに提案したのは2016年のこと。企画が動きだすまでに10年近くを費やしたことになる。撮影は2025年7月にイギリスのエルストリー・スタジオで始まり、同年11月に終了した。つまり彼は、『Sinners』で第98回アカデミー賞主演男優賞を手にする前に、すでにこの作品を撮り終えていたことになる。授賞式でジョーダンは「自分がここに立てているのは、先に道をつくってくれた人たちがいるからだ」と語っていた

共演はケネス・ブラナー、アドリア・アルホナ、リリー・グラッドストーン、ダナイ・グリラ、ピロー・アスベック。音楽はグラミー賞受賞者のジョン・バティステが担当している。脚本はドリュー・ピアースとジェイソン・ホールで、原案には1968年版を書いたアラン・R・トラストマンの名前が並ぶ。

北米での公開は2027年3月5日。日本は2027年、全国の映画館で公開される。

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