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実写『ゼルダの伝説』タイトルは“そのまま”に。製作費の過半は任天堂

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BY FRONTROW Editorial Dept.
実写『ゼルダの伝説』タイトルは“そのまま”に。製作費の過半は任天堂
『ゼルダの伝説』2027年4月30日(金)全国劇場公開/配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

2027年4月30日に全世界同時公開される「ゼルダの伝説」の実写映画について、正式タイトルが『ゼルダの伝説』(英語:THE LEGEND OF ZELDA)に決まった。あわせてタイトルロゴも初公開されている。(フロントロウ編集部)

副題も、原作のどのエピソードを指すかを示す言葉もない。1986年に始まったアクションアドベンチャーシリーズの名前を、そのまま映画の看板として掲げる。ゲームの実写化がしばしば「〇〇:△△の伝説」のような補足を足しがちであることを思えば、この潔さ自体がひとつの宣言に見える。

ゼルダ役とリンク役に、まだ広くは知られていない名前

ゼルダ役にはボー・ブラガソン、リンク役にはベンジャミン・エヴァン・エインズワースが起用される。ハリウッドの大作でありながら、主役にビッグネームを据えなかった布陣だ。

メガホンを取るのはウェス・ボール。製作を務めるのは、任天堂代表取締役フェローの宮本茂と、Arad Productions Inc.の代表であるアヴィ・アラド。宮本は『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(2023年)と『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』(2026年)で共同プロデューサーを務めており、自社IPの映画化に続けて深く関わっていることになる。

任天堂が製作費の50%以上を出資するという座組み

今回のリリースで目を引くのは、キャストや監督よりもむしろ資金の話かもしれない。映画の製作は任天堂とArad Productions Inc.が行い、製作費の50%以上を任天堂が出資する。全世界配給と共同出資はソニー・ピクチャーズ エンタテインメントが担う。

つまり任天堂は、キャラクターを貸すライセンサーの立場ではなく、最大の出資者として作品づくりの中心に立っている。マリオの映画化で興行的な成功を収めたあと、次の一手としてゼルダを選び、そこにさらに踏み込んだかたちだ。ゲーム原作の実写映画が長らく評価に苦しんできた歴史を考えると、原作元が資金面まで握る体制は、作品の手綱を離さないという意思表示にも読める。

「スパイダーマン」を手がけた人物が、もう一方の製作者

もうひとりの製作者であるアヴィ・アラドは、マーベル・エンターテインメントのチーフ・クリエイティブ・オフィサー、マーベル・スタジオの会長兼CEOを歴任し、2006年に自身の映画プロダクションであるArad Productions Inc.を設立した人物。実写版「スパイダーマン」シリーズのほか、「アイアンマン」や「ヴェノム」といったマーベル作品を数多く手がけ、アカデミー賞を受賞したアニメーション『スパイダーマン:スパイダーバース』にも関わっている。

ゲーム会社のトップクリエイターと、アメコミ映画をひとつの産業に育てたプロデューサー。この座組みで生まれる『ゼルダの伝説』は、2027年4月30日に日本を含む全世界で同時公開される。

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