米ディズニーランドで不審なバッグ発見 爆発物処理班が出動


アメリカ・カリフォルニア州アナハイムのディズニーランド・リゾートで、現地時間10月12日夜、入口付近で不審物が見つかり、警察が周辺の道路を封鎖する騒ぎがあった。閉園時間と重なったため、帰宅しようとしていたゲストたちは、通常とは異なるルートへの迂回を余儀なくされた。(フロントロウ編集部)
配線がむき出しのバッグを発見、爆発物処理班が出動
米NBC Los Angelesによると、不審物が見つかったのは、ディズニーランドとディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーの2つのパークの入口をつなぐ広場「エスプラネード」の外側。シャトルバスの乗降場があるハーバー・ブールバード沿いだった。
不審物を発見したのはディズニーランドの従業員で、置かれていたバッグは2つ。アナハイム警察によると、1つは配線がむき出しになっており、中にはビー玉が入っていた。もう1つはダクトテープで何重にも巻かれ、開口部から先のとがった物が突き出していたという。
通報を受けて郡の爆発物処理班が出動。調査の結果、爆発の危険性はないと判断された。誰がバッグを置いたのかは明らかになっておらず、警察が捜査を進めている。
ヘリコプターやドローンが飛ぶなか、ゲストは別の出口へ
騒ぎが起きたのは、午後10時から深夜0時ごろにかけて。消防への通報は午後11時10分に記録されており、リゾートの東側を走るハーバー・ブールバードが封鎖された。
ディズニー情報サイトのWDW News Todayによると、上空にはヘリコプターやドローンが飛び交い、パークから出てきたゲストはハーバー・ブールバード側へ出られず、レストランやショップが並ぶダウンタウン・ディズニー側へと誘導された。SNSには、大勢の人が押し寄せ、運営側からの説明もほとんどないまま混乱する様子が投稿されていたという。
ただし、今回の措置は避難ではなく、出口の変更によるもの。パーク内のゲストは希望するタイミングで退園でき、けが人も報告されていない。
「何が起きているのかわからない」という不安
ディズニー情報サイトのInside the Magicは、今回の騒ぎで浮き彫りになったのは「情報不足」だと指摘している。ゲストの目の前でヘリコプターが飛び、出口が封鎖されているにもかかわらず、ディズニー側からのアナウンスはなく、多くの人がSNSや断片的な情報を頼りに状況を推測するしかなかった。
一方で、何千人ものゲストが一斉に出口へ向かう閉園時間に、不審物の発見を館内放送で知らせれば、パニックや将棋倒しを招くおそれもある。混乱を避けるために詳細な説明を控えた可能性もあり、テーマパークにおける危機対応と情報提供の難しさを浮き彫りにする出来事となった。

















