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ハリー・スタイルズ公演で論争!ライブ遠征で友人宅に泊まるのは失礼?「無料ホテルにしないで」NY女性の訴えに賛否

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ハリー・スタイルズ公演で論争!ライブ遠征で友人宅に泊まるのは失礼?「無料ホテルにしないで」NY女性の訴えに賛否
写真:Getty Images/iStockphoto

 「ニューヨークに住む友だちを無料のホテル代わりにしないで」。ニューヨーク在住の25歳の女性がSNSでこう訴えた動画が300万回近く再生され、海外で賛否を呼んでいる。きっかけとなったのは、ハリー・スタイルズのマディソン・スクエア・ガーデン公演だった。(フロントロウ編集部)

「相手から申し出てもいないのに」

 米New York Postによると、動画を投稿した女性が問題視したのは、ニューヨークを訪れる友人から「泊めて」と頼まれること。「アパートに住む友だちに『ねえ、泊まってもいい?』と聞くのは、相手から申し出がない限り失礼」と訴えた。

 彼女が、現在ニューヨークに多くの人が訪れている主な理由として指摘したのが、現地時間10月31日まで続くハリー・スタイルズのマディソン・スクエア・ガーデンでの全30公演。コンサートに訪れる人のなかには、宿泊費を節約するために市内に住む友人を頼る人もいるという。

 「ホテルを予約して。ニューヨークにはホステルもたくさんある」と続けた彼女は、さらに「ニューヨークに泊まるお金がないなら、その日のうちに家に帰るか、そもそもコンサートに行く余裕がないということ。以上」と言い切った。

「友だちって何のため?」と反発

 この強気な主張には、反論が相次いだ。コメント欄には「こんな友情とは無縁でいられますように」という皮肉のほか、「友だちがホテルにお金を払って、私の家に泊まらなかったら、むしろ悲しくなる。友だちの負担を軽くできるのがうれしいから」という声も寄せられた。

 「頼れないなら友だちの意味って何? みんな『支え合うコミュニティ』を求めるのに、自分が支える側にはなりたがらない」という指摘や、「友だちが私の街に来ていたのに、泊めてほしいと聞かれなかったら、正直ちょっと傷つく」という本音も見られた。

「毎週のように頼まれる」という共感も

 一方で、彼女の意見に賛同する人もいる。歌手や俳優を目指すニューヨーク在住の女性は、自身の動画で「12歳の頃から話していない人にまで、うちのソファに泊まれないかと聞かれた」と明かした。「ニューヨークのような場所に住んでいると、そういう頼みが毎週のように来る。私はあなたのホテルじゃない。ごめんね」と語っている。

 New York Postは、この論争の背景に生活費の高さがあると指摘する。米ネット銀行Allyの行動ファイナンスの専門家、ジャクリーン・ハワード氏によると、Z世代とミレニアル世代の5人に3人が、交際費によって長期的な貯蓄目標に影響が出ているという。交際費の予算を明確に決めている若者は18%にとどまり、42%は1年のうち数カ月間、予算を超えて使ってしまうことを認めている。

 ハワード氏は「お金について率直に話し合えることは、友情にとって非常に健全なことの一つ」とし、互いの事情や許容できる範囲を事前に伝え合うことをすすめている。

日本の「遠征」にも通じる?

 日本でも、ライブや推し活で都市部へ「遠征」する際、現地に住む友人を頼った経験がある人は少なくないかもしれない。泊める側にとっては厚意でも、頼む側がそれを当たり前だと考えるようになれば、負担に変わることもある。

 相手から申し出るまで待つべきなのか、それとも遠慮せずに頼ってほしいのか。答えは友人関係によって異なりそうだが、ハリーの公演が続く今月末まで、ニューヨークでの宿泊をめぐる議論はしばらく収まりそうにない。

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