コスメデコルテの人気美容液「リポソーム」が米国進出を本格化、全米400店舗でシリーズを展開


日本で30年以上愛されてきたコスメデコルテ(DECORTÉ)の「リポソーム」シリーズが、アメリカでの展開を本格化させている。コーセー傘下の同ブランドは、米大手コスメチェーンのアルタ・ビューティ(Ulta Beauty)と提携し、米時間11月1日から全米約400店舗でリポソームシリーズの販売を開始した。看板美容液「リポソーム アドバンスト リペアセラム」も、2027年に向けて販売網をさらに広げる予定だ。(フロントロウ編集部)
オンライン販売から全米400店舗への展開へ
これまでアルタ・ビューティのオンラインを中心に販売されてきたコスメデコルテ。米時間11月2日の発表によると、今回の提携によってリポソームシリーズが全米約400店舗に進出した。
さらに2027年2月からは、看板商品の「リポソーム アドバンスト リペアセラム」の展開を約1,200店舗へ拡大する計画。ただし、現在アルタ・ビューティの同美容液の販売ページには「オンライン限定」と表示されており、シリーズ全体の店頭展開とは区別する必要がある。
今回の取り組みは、アルタ・ビューティが海外の人気美容ブランドを紹介する新プログラム「グローバル・ビューティ」の一環。同社の商品部門担当副社長を務めるリサ・タンブレロは、「お客さまは、次に注目すべき美容を世界に求めるようになっています」とコメントした。
また、コーセーの米国法人で社長兼CEOを務めるチェリー・ウェンも、「30年以上にわたって日本やアジアで愛され、何世代にもわたって繰り返し購入されてきた商品です」と語り、今回の提携を米国市場拡大に向けた重要な節目と位置づけている。
1992年に誕生した日本発のロングセラー美容液
コスメデコルテが初代リポソーム美容液を日本で発売したのは1992年。以来、ブランドを代表するスキンケアシリーズとして親しまれてきた。
現在の「リポソーム アドバンスト リペアセラム」は、何層にも重なった微細なカプセル「多重層バイオリポソーム」を採用した美容液。カプセルが外側から少しずつほどけ、うるおいや美容成分を肌の角層まで届ける設計が特徴だ。
日本の百貨店・ブティックのプレステージ美容液市場では、2026年1〜3月期の売上1位を記録したとされる。日本では、メジャーリーガーの大谷翔平を起用したキャンペーンでもおなじみの商品だ。
米アルタ・ビューティのオンラインでは、約700件のレビューが寄せられ、平均評価は5点満点中4.9と高評価を獲得している。米国での価格は約30mLに相当する1オンスが82ドル(約1万3,000円)で、日本で販売されている30mLの税込8,800円よりも高い価格設定となっている。
日本では3種類のサイズを展開
日本では、コスメデコルテの取り扱い店舗や公式オンラインブティックで購入可能。「リポソーム アドバンスト リペアセラム」は30mL(税込8,800円)、50mL(税込13,200円)、75mL(税込17,600円)の3種類を展開している。
日本で長年支持されてきた美容液が、米国の大手コスメチェーンを通じて、さらに多くの消費者の手に届くことになりそうだ。


















