香港に捧げた新曲「HONG KONG」を配信したザ・ウィークエンドが、2022年から続けてきたスタジアムツアー「After Hours Til Dawn Stadium Tour」を終えた。最後のステージは、マレーシア・クアラルンプールのTMスタジアム・ナショナルで行なわれた公演。5大陸を巡った4年がかりのツアーは、男性ソロアーティストとして史上最高の興行収入を残して幕を下ろした。(フロントロウ編集部)
興行収入は13億ドル超、チケットは900万枚超
ツアーで回ったのは30カ国・67都市。公演数は176にのぼり、売れたチケットは900万枚を超えた。興行収入は13億米ドルを突破し、10億ドルの大台に届いた数少ないツアーの仲間入りを果たしている。
北米、ヨーロッパ、イギリス、ラテンアメリカ、オーストラリア、アジアと、訪れたほぼすべての地域で追加公演が組まれた。最終年の2026年も勢いは落ちず、この1年だけでチケット300万枚以上、興行収入5億ドル以上を記録。7月にはBillboardの月間Boxscoreチャートで1位になり、ひと月で1億2,000万ドルを超える興行収入と、90万枚に迫るチケット販売を記録した。




初上陸のアジアは11公演から17公演に
このツアーがアジアを訪れたのは、今秋が初めて。発表当初は11公演の予定だったが、チケットの需要に押されて17公演まで増えた。日本では9月にベルーナドームで2公演が行なわれ、来日公演では新曲「Tokyo」も披露された。
バンコクは3公演、香港は4公演と、回ったどの街でも複数の公演が組まれ、最終公演を除く16公演はすべて完売。香港では約20万枚を売り上げ、海外の男性ソロアーティストとして同地で最も多くのチケットを売った記録を打ち立てた。












「HONG KONG」は中国の配信サービスでも記録
香港公演の初日だった10月24日にステージで初めて歌われ、10月31日に配信された「HONG KONG」も数字を残している。NetEase Cloud Musicでは、中国語以外の曲として過去5年で最も大きな初日の記録をつくり、Hot Song、Surging、New Musicの3つのチャートで同時に1位を獲得。QQ Musicでも、西洋の男性アーティストとして過去最大のデビューとなった。
会場ごとの記録も次々と更新
各地の会場でも記録が並ぶ。カナダのトロントでは、1つのツアーでロジャース・センターに6公演を組み、男性ソロアーティストとしての最多記録に。ロサンゼルスのSoFiスタジアムでは7公演を行ない、男性アーティストとして公演数と興行収入の両方で同会場の記録をつくった。
パリのスタド・ド・フランスでは、1つのツアーで6夜を完売させた初めてのアーティストに。フランスで完売させたスタジアム公演は通算13にのぼり、2026年の夏だけで同国の50万人以上を集めた。イギリスでも2026年の7公演がすべて完売し、約150カ国から45万人以上が足を運んでいる。


ツアーを通じて850万ドルを寄付
ツアーは興行の外でも動いていた。ザ・ウィークエンドはこれまでに、XO Humanitarian FundとGlobal Citizenに計850万ドルを寄付し、飢餓に苦しむ人々の救済や、子どもたちが質の高い教育を受ける機会を支えてきた。
2026年だけでも、国連世界食糧計画(WFP)とGlobal Citizenのために300万ドルを集めている。今年のGlobal Citizenへの寄付は、女性と女児が健康や教育、経済の面で直面する壁を取り除くための新たなキャンペーンに充てられる。


























