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トム・クルーズの出演映画一覧|最新作・代表作と作品ごとの役

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トム・クルーズの出演映画一覧|最新作・代表作と作品ごとの役
写真:スプラッシュ/アフロ

 トム・クルーズは、1981年の映画デビューから45年にわたって第一線で主演を張り続けてきたハリウッドのトップスターだ。『トップガン』や『ミッション:インポッシブル』シリーズで知られるが、出演作をたどると、アクションだけでなく社会派ドラマや悪役、コメディまで役の幅は驚くほど広い。この記事では、最新作と次回作、代表作、年代順の出演映画一覧(公開年・作品・役)、『ミッション:インポッシブル』シリーズ全8作、そして主な作品ごとの役と共演者までを一気に紹介する。

トム・クルーズの最新作は?

 最新作は、2026年10月9日に日本公開された『DIGGER/ディガー』だ。監督は『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』と『レヴェナント:蘇えりし者』で2年連続アカデミー監督賞を受賞したアレハンドロ・G・イニャリトゥ。トムが演じるのは、石油採掘会社のCEOとして君臨する傲慢な権力者ディガー・ロックウェルで、己の利益しか考えない行動が原因で地球を滅亡の危機に追い込んでしまう男という、これまでのヒーロー像とは真逆の役柄だ。共演はリズ・アーメッド、ジョン・グッドマン、ザンドラ・ヒュラー、ジェシー・プレモンス。白髪と口ひげの特殊メイクで一見してトムと気づかないほどの変貌を見せている。

 次回作として決まっているのが、1990年の『デイズ・オブ・サンダー』の続編だ。米The Hollywood Reporterによると、トムは前作と同じレーシングドライバーのコール・トリックル役で戻り、アン・ハサウェイがレーシングチームのオーナー兼エンジニア役で初共演する。監督はジョナサン・レヴィンで、パラマウントが全米公開日を2028年6月2日に設定した。トム自身もジェリー・ブラッカイマーらとともにプロデューサーに名を連ねる。

代表作・おすすめは?

 まず見るべき代表作は、出世作の『トップガン』(1986年)と、30年近く主演と製作を続けた『ミッション:インポッシブル』シリーズの2つ。どちらも続編まで含めてトムのキャリアそのものと言える。そのうえで、俳優としての評価を決定づけた作品を見たいなら、ダスティン・ホフマンと兄弟を演じた『レインマン』(1988年)、ベトナム帰還兵ロン・コーヴィックを演じた『7月4日に生まれて』(1989年)、理想を掲げたせいで会社を追われたスポーツ・エージェントの再起を描いた『ザ・エージェント』(1996年)がおすすめだ。

 ジャンル別に選ぶなら、時代劇は渡辺謙と共演した『ラスト サムライ』(2003年)、SFは『マイノリティ・リポート』(2002年)と『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(2014年)、悪役に挑んだ作品なら冷酷な殺し屋を演じた『コラテラル』(2004年)。トム本人の新境地としては、最新作の『DIGGER/ディガー』も外せない。PVで選んだ人気作の並びは出演作ランキングでもまとめている。

アカデミー賞は受賞している?

 競争部門での受賞はまだないが、2025年にアカデミー名誉賞を受賞している。演技部門のノミネートは3回で、『7月4日に生まれて』と『ザ・エージェント』で主演男優賞、『マグノリア』で助演男優賞の候補になった。さらに『トップガン マーヴェリック』では、プロデューサーとして作品賞にノミネートされている。

年作品内容
1990年『7月4日に生まれて』主演男優賞ノミネート
1997年『ザ・エージェント』主演男優賞ノミネート
2000年『マグノリア』助演男優賞ノミネート
2023年『トップガン マーヴェリック』作品賞ノミネート(プロデューサーとして)
2025年名誉賞受賞

※年は授賞式の年

 名誉賞の授賞式は2025年11月16日にハリウッドで開かれ、プレゼンターは『DIGGER/ディガー』を撮り終えたばかりのアレハンドロ・G・イニャリトゥが務めた。トムは「映画を作ることは、僕がしていることではありません。僕そのものなのです」とスピーチし、会場からスタンディングオベーションを受けたと米The Hollywood Reporterは伝えている。

デビュー作は?

 映画デビューは1981年の『エンドレス・ラブ』で、役名のついた小さな役だった。同じ年の『タップス』では軍の学校の士官候補生デヴィッド・ショーンを演じ、ジョージ・C・スコット、ティモシー・ハットン、ショーン・ペンらと共演した。初めて主演として名前が売れたのは、1983年の『卒業白書』だ。大学入試を控え、両親の留守中に騒動を起こす高校生ジョエルを演じ、ここからスター街道が始まった。

トム・クルーズの出演映画一覧(年代順)

 主な出演映画を、本国での公開年順に並べた。役名は日本公開時の表記をもとにしている。作品名のリンク先は、2026年11月時点でU-NEXTで配信されている作品のページで、『ミッション:インポッシブル デッドレコニング』と『ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング』はポイントを使う個別課金、それ以外は見放題で見られる。

公開年作品役
1981年『エンドレス・ラブ』ビリー
1981年『タップス』デヴィッド・ショーン
1983年『アウトサイダー』スティーブ・ランドル
1983年『卒業白書』ジョエル
1983年『栄光の彼方に』ステフ
1985年『レジェンド 光と闇の伝説』ジャック
1986年『トップガン』マーヴェリック(ピート・ミッチェル)
1986年『ハスラー2』ビンセント
1988年『カクテル』ブライアン・フラナガン
1988年『レインマン』チャーリー
1989年『7月4日に生まれて』ロン・コーヴィック
1990年『デイズ・オブ・サンダー』コール・トリックル
1992年『遥かなる大地へ』ジョセフ
1992年『ア・フュー・グッドメン』ダニエル・キャフィ中尉
1993年『ザ・ファーム 法律事務所』ミッチ
1994年『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』レスタト
1996年『ミッション:インポッシブル』イーサン・ハント
1996年『ザ・エージェント』ジェリー・マグワイア
1999年『アイズ ワイド シャット』ウィリアム(ビル)・ハートフォード
1999年『マグノリア』フランク
2000年『M:I-2』イーサン・ハント
2001年『バニラ・スカイ』デビッド
2002年『マイノリティ・リポート』ジョン・アンダートン
2003年『ラスト サムライ』ネイサン・オールグレン大尉
2004年『コラテラル』ヴィンセント
2005年『宇宙戦争』レイ・フェリエ
2006年『M:i:III』イーサン・ハント
2007年『大いなる陰謀』上院議員アーヴィング
2008年『トロピック・サンダー 史上最低の作戦』レス・グロスマン
2008年『ワルキューレ』シュタウフェンベルク大佐
2010年『ナイト&デイ』ロイ・ミラー
2011年『ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル』イーサン・ハント
2012年『ロック・オブ・エイジズ』ステイシー・ジャックス
2012年『アウトロー』ジャック・リーチャー
2013年『オブリビオン』ジャック・ハーパー
2014年『オール・ユー・ニード・イズ・キル』ウィリアム・ケイジ
2015年『ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション』イーサン・ハント
2016年『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』ジャック・リーチャー
2017年『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』ニック・モートン
2017年『バリー・シール アメリカをはめた男』バリー・シール
2018年『ミッション:インポッシブル フォールアウト』イーサン・ハント
2022年『トップガン マーヴェリック』マーヴェリック
2023年『ミッション:インポッシブル デッドレコニング』イーサン・ハント
2025年『ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング』イーサン・ハント
2026年『DIGGER/ディガー』ディガー・ロックウェル

 一覧を見ると、1980年代は青春映画とヒューマンドラマ、1990年代は法廷劇や文芸作品、2000年代以降はSFとアクションへと、時代ごとに軸足を移してきたことがわかる。とくに2010年代以降は、『ミッション:インポッシブル』と『ジャック・リーチャー』の2つのシリーズでアクションスターの地位を固めた。

『ミッション:インポッシブル』シリーズは何作?

 『ミッション:インポッシブル』シリーズは全8作。トムは全作で、諜報機関IMFのエージェントであるイーサン・ハントを演じ、第1作から製作にも名を連ねている。もとになったのは、往年のテレビドラマ『スパイ大作戦』だ。

作品日本公開監督見どころ
『ミッション:インポッシブル』1996年7月ブライアン・デ・パルマ仲間を失い、内通者と誤解されたイーサンが真相を追う
『M:I-2』2000年7月ジョン・ウー元IMF諜報員のテロリストから殺人ウイルスを奪還する
『M:i:III』2006年7月J・J・エイブラムス教官になったイーサンが、恋人ジュリアとの結婚を前に現場へ戻る
『ゴースト・プロトコル』2011年12月ブラッド・バードクレムリン爆破の容疑でIMFが抹消され、チームだけで真犯人を追う
『ローグ・ネイション』2015年8月クリストファー・マッカリー無国籍スパイ組織「シンジケート」との戦い。イルサが初登場
『フォールアウト』2018年8月クリストファー・マッカリー盗まれたプルトニウムを追う。トムがヘリコプターを自ら操縦
『デッドレコニング』2023年7月クリストファー・マッカリーシリーズ初の2部作の前編。ノルウェーの断崖からバイクでダイブ
『ファイナル・レコニング』2025年5月クリストファー・マッカリー2部作の後編。飛び回る小型プロペラ機にしがみつく空中スタント

 第1作から約30年、トムはイーサンを演じながら、作品ごとに危険なスタントを自分でこなすことで知られるようになった。シリーズの今後をめぐっては、過去に監督の意味深なコメントが話題になったこともある。

主な出演作の役と共演者

『カクテル』(1988年)

 軍を除隊してニューヨークに戻った青年ブライアン・フラナガンが、生活のためにバーテンダーとして働き始める青春映画。先輩のダグ(ブライアン・ブラウン)からボトルを宙に投げて操るフレアバーテンディングを教わり、人気バーテンダーになっていく。恋人役はエリザベス・シュー。

『レインマン』(1988年)

 ダスティン・ホフマンと共演した感動作。高級外車ディーラーのチャーリーは、父の遺産300万ドルが、存在すら知らなかった自閉症の兄レイモンドに相続されると知り、兄を病院から連れ出す。作品はアカデミー賞の作品・監督・脚本・主演男優賞の4部門に輝いた。

『ア・フュー・グッドメン』(1992年)

 軍事法廷を舞台にした法廷劇で、トムは司法取引で済ませることに慣れた若手の海軍法務官ダニエル・キャフィ中尉を演じた。ジャック・ニコルソン演じる大佐と法廷で対決するクライマックスが見どころで、共演はデミ・ムーア、ケビン・ベーコン、キーファー・サザーランド。

『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』(1994年)

 アン・ライスの小説をニール・ジョーダン監督が映画化したゴシックホラー。トムは悪魔的な美貌をもつ吸血鬼レスタトを演じ、ブラッド・ピットが演じるルイを永遠の命に引き込む。当時子役だったキルスティン・ダンストが吸血鬼の少女クローディアを演じたことでも知られる。

『バニラ・スカイ』(2001年)

 アレハンドロ・アメナバール監督の『オープン・ユア・アイズ』に惚れ込んだトムが、主演と製作を務めてキャメロン・クロウ監督とリメイクした作品。富と美貌に恵まれたニューヨークの出版社の株主デビッドが、事故をきっかけに奇妙な現実に迷い込んでいく。共演はペネロペ・クルスとキャメロン・ディアス。キャメロンとは、2010年のアクション・コメディ『ナイト&デイ』で再び組んだ。

『ラスト サムライ』(2003年)

 明治維新直後の日本を舞台にした時代劇で、トムは製作と主演を兼ねた。南北戦争の英雄オールグレン大尉が、政府軍に西洋式の戦術を教えるために来日し、侍たちの捕虜になったことで武士道に心を動かされていく。侍の長・勝元を渡辺謙、氏尾を真田広之が演じた。

『コラテラル』(2004年)

 トムが冷酷な殺し屋ヴィンセントに挑んだクライムサスペンス。ロサンゼルスのタクシー運転手マックス(ジェイミー・フォックス)が、ヴィンセントを客として乗せてしまったことで悪夢のような一夜を過ごす。さわやかな好青年役が多かったトムが、本格的な悪役に回った1本だ。

『宇宙戦争』(2005年)

 スティーヴン・スピルバーグ監督と『マイノリティ・リポート』に続いて組んだSF大作。別れた妻との子どもたちと面会する日に、正体不明の“何か”に町を破壊された労働者レイが、子どもたちを連れて逃げ延びようとする。娘レイチェル役はダコタ・ファニング。

『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(2014年)

 桜坂洋のライトノベルをハリウッドで実写化したSFアクション。戦闘経験のない広報担当官ケイジが、謎の侵略者との戦場で死ぬたびに同じ日を繰り返すことになる。共演はエミリー・ブラント。

『アウトロー』(2012年)・『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』(2016年)

 英作家リー・チャイルドの小説を映画化したシリーズで、トムは一匹狼の元軍人ジャック・リーチャーを演じた。1作目はのちに『ミッション:インポッシブル』シリーズを手がけるクリストファー・マッカリーが監督・脚本を務め、ここからトムとマッカリーの長いタッグが始まった。

トム・クルーズの恋愛と私生活

 出演作は私生活とも重なっている。『デイズ・オブ・サンダー』で共演したニコール・キッドマンとはこの作品をきっかけに結婚し、のちに夫婦で『遥かなる大地へ』『アイズ ワイド シャット』にも出演した。『バニラ・スカイ』でペネロペ・クルスと出会ったことも当時話題になった。歴代の交際相手はトム・クルーズの歴代彼女6人を年表でで詳しく紹介している。

まとめ:トム・クルーズの出演映画の要点

  • 最新作は2026年10月9日日本公開の『DIGGER/ディガー』。次回作は2028年6月全米公開予定の『デイズ・オブ・サンダー』続編
  • 代表作は『トップガン』と『ミッション:インポッシブル』シリーズ(全8作・イーサン・ハント役)
  • アカデミー賞は演技部門で3回ノミネート、2025年に名誉賞を受賞
  • 映画デビューは1981年の『エンドレス・ラブ』、出世作は1983年の『卒業白書』
  • 『ラスト サムライ』では渡辺謙、真田広之と共演した

 45年のキャリアで、トムは青春スターからアクションの第一人者へ、そして64歳でアレハンドロ・G・イニャリトゥと組んで真逆の役に挑む俳優へと変わってきた。ニュースや来日情報はトム・クルーズの記事一覧で追いかけられる。(フロントロウ編集部)

本ページの情報は2026年11月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
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