「ユー・オウタ・ノウ」などのヒット曲で知られるグラミー賞受賞シンガーのアラニス・モリセット(52)が、自身がパンセクシュアルであることを明かした。3人のコメディアンが司会を務めるポッドキャストに出演した際、失恋ソングをめぐる質問に答える形で、さりげなく打ち明けた。(フロントロウ編集部)
失恋ソングの話から飛び出した告白
アラニスが出演したのは、現地時間11月3日に配信されたポッドキャスト『Handsome(ハンサム)』。コメディアンのティグ・ノタロ、フォーチュン・フェイムスター、メイ・マーティンの3人が司会を務める人気番組だ。
話題が元恋人たちとの別れから生まれた名曲に及ぶと、フォーチュンが「あなたを傷つけた男性たちには申し訳ないけど、そこから生まれた曲については申し訳ないとは思わない」と切り出し、「それで、女性を好きになろうと思ったことはある?」と質問。するとアラニスは、「私はパンセクシュアルだから、まあ、そうね」と答えた。
予想外の返答に、ティグが「待って、本当にパンセクシュアルなの?」と聞き返すと、アラニスは「そうよ」と即答。番組の冒頭で教えてくれればよかったのにと冗談を言う司会陣に対しては、「最後のおまけに取っておくのが好きなの。帰り際に人をびっくりさせたいのよ」とおどけてみせた。
パンセクシュアルとは、一般的に相手の性別や性自認にかかわらず、人に惹かれる性的指向を指す。米E! Newsによると、マイリー・サイラスも2016年に自身がパンセクシュアルであることを公表している。
夫とは結婚16年、元婚約者はライアン・レイノルズ
アラニスは2010年にラッパーのマリオ・“スーリー”・トレッドウェイと結婚し、14歳、9歳、6歳の3人の子どもを育てている。ソングライターの殿堂入りを果たした際には、「私にとっては『母親』であることが第一で、『ソングライター』であることが第二」と語り、家族が何よりの誇りだと明かしていた。
結婚前の恋愛遍歴も、たびたび話題になってきた。2004年から2007年にかけては俳優のライアン・レイノルズと婚約していたが、その後破局。米InStyleによると、アラニスは過去のインタビューでこの別れを振り返り、「私は完全な恋愛依存だった。もうこんなことは続けられない、体がもたないと思った」と打ち明けている。こうした恋愛経験が、数々の失恋ソングを生み出すきっかけとなってきた。
自身の人生を題材にした新作ショーも開幕
今回の告白は、新たな挑戦のさなかに飛び出した。アラニスは現地時間11月5日から、ロサンゼルス近郊のイングルウッドで新作ステージ『Butterfly With a Machete』のレジデンシー公演をスタートさせたばかり。
自身が経験してきた試練や人生の物語を、ダンスや語り、コメディ、音楽を通じて表現する作品で、アラニス本人は「トラウマ・コメディ」と呼んでいる。1990年代を振り返り、「当時の私が受け取ったメッセージは、要するに『ひとつの道からはみ出すな』ということ。でも、ひとりの人間にそんなことができるわけがないのに」と語っている。




















