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親友のはずが異父兄弟かも。マコノヒーとハレルソンが本人役で共演

FRONTROW Editorial Dept.
BY FRONTROW Editorial Dept.
親友のはずが異父兄弟かも。マコノヒーとハレルソンが本人役で共演
画像提供 Apple TV

マシュー・マコノヒーとウディ・ハレルソンが、それぞれ「マシュー」「ウディ」として登場する新作コメディドラマ「ブラザーズ」がApple TVで9月23日に配信開始。実生活の親友ふたりが、本人によく似た誰かを演じる。(フロントロウ編集部)

母親のひと言で、牧場が引っかき回される

ウディの娘の結婚式が台無しになった。落ち込んだ彼が家族を連れて向かったのは、マシューが所有するテキサス州オースティンの牧場だ。傷を癒すはずの長期滞在は、しかし、まったく別の方向へ転がっていく。

きっかけをつくるのは、マシューの母親“マ・マック”(ホランド・テイラー)。長年しまい込まれてきた秘密を、彼女がうっかり漏らしてしまう。ふたりは、実の兄弟かもしれない――。

真相を確かめようと牧場中をひっくり返しはじめるウディに対し、マシューのほうはまったく別の悩みを抱えている。テキサス州知事選への出馬を検討しているのだ。片や「自分は誰の子なのか」、片や「自分は何者になるのか」。ふたつのアイデンティティの危機が同時進行する全8話は、友情と家族、名声、そして神話と現実の境目が曖昧になっていく物語として組み立てられている。

実名のまま、実在しない出来事のなかを歩く

マコノヒーとハレルソンが演じるのは、自分自身を思わせるフィクションの人物だ。実名を背負ったまま、実在しない出来事のなかを歩く。キーアートに添えられたコピーは「実話・ウワサに基づくコメディシリーズ」。どこまでが本当かを観客に測らせない、その居心地の悪さこそが本作の仕掛けになっている。

Apple TV「ブラザーズ」キーアート
画像提供 Apple TV

ふたりが並ぶのは、「TRUE DETECTIVE/二人の刑事」以来。あのときは重厚な演技合戦で世界を沸かせたが、今回持ち込むのは緊張ではなく、長年の親友だからこそ成立する空気の緩さだ。マシュー・マコノヒーは『ダラス・バイヤーズクラブ』でアカデミー賞主演男優賞とゴールデングローブ賞主演男優賞を手にし、ハレルソンは『ラリー・フリント』『スリー・ビルボード』などで3度アカデミー賞にノミネートされ、エミー賞も受賞している。この受賞歴の差が、予告の最後で思わぬ形で使われることになる。

「オスカー俳優」と「候補者」

解禁された予告映像は、笑いどころが冒頭から並ぶ。酔っ払いに「本当にマコノヒー?」と絡まれるマシュー。ド派手な柄のバスで牧場に乗りつけるウディ。そして仲睦まじい空気を一変させるのが、母親が放つ「あんたたちのケンカは昔も今も兄弟ゲンカみたい」という指摘だ。

極めつけは映像の最後。マシューが子どもに向かって「俺はオスカー俳優、でお前は?」とマウントを取り、ウディが「……候補者」と力なく返す。実際の受賞歴をそのまま自虐に変換してみせるこのやりとりは、本人役という設定でなければ成立しない。

脇を固めるのは、エミー賞受賞歴を持つホランド・テイラーのほか、ナタリー・マルティネス、ブリタニー・イシバシ。制作はParamount Television Studios、ショーランナー兼製作総指揮はリー・アイゼンバーグが務める。

Apple TV 「ブラザーズ」は、Apple TVにて9月23日(水)より世界同時配信開始。全8エピソードで、初日に第1・第2エピソードを配信し、以降は毎週水曜に新エピソードが追加される。

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