ハワイで野生のニワトリが増加!ホノルル市がエサやり自粛を要請


ハワイのホノルル市が、オアフ島で増えすぎた野生のニワトリにエサを与えないよう呼びかけている。公園や市営バスに「野生のニワトリにエサを与えないで」と呼びかける掲示を出し、わなを使った捕獲も進めているが、わなが壊される被害も発生している。(フロントロウ編集部)
早朝からの鳴き声やフンによる被害も
市の顧客サービス局は現地時間11月6日、住民に協力を呼びかけた。米Hawaii News Nowによると、野生のニワトリは住宅地で問題となっており、早朝から鳴き声を上げ、庭や公共の場所を荒らすほか、フンによる衛生上の問題や、ペットを興奮させるといった被害も報告されている。市の公式サイトでも、野生のニワトリに関する苦情は、市に寄せられる苦情のなかでも上位を占めると説明されている。ただし、正式に寄せられる苦情の件数は最近減少傾向にあるという。
市は被害の多い場所に専用のわなを設置し、私有地の所有者には割引料金で捕獲・処分サービスを提供している。しかし、わなを動かしたり壊したりする人や、捕獲されたニワトリを逃がす人、エサを与え続ける人がいるため、捕獲業者の作業が妨げられている。
同局のキム・ハシロ局長は「これは市だけでは解決できない問題です」と述べ、住民や店舗の経営者をはじめとする地域の人々に対し、エサやりを控え、業者が安全に作業できるよう協力を求めた。
1年で1,300羽以上を捕獲、苦情は51%増
野生のニワトリをめぐる問題は、今に始まったことではない。AP通信が今年2月に報じたところによると、市が2025年に捕獲したニワトリは1,300羽以上にのぼり、同年の苦情件数は前年比51%増加した。
ニワトリの数は新型コロナウイルスの流行中に増えたとされ、州議会では、住民によるニワトリの駆除を認める法案や、エサを与えたり公園に放したりした人に罰金を科す案も提出されていた。米New York Postは、エサを与えているのが住民なのか観光客なのかは明らかになっていないと伝えている。
ハワイは日本人にとっても人気の旅行先で、2025年に日本からハワイを訪れた人は73万1,922人にのぼった。現在も市内の公園やバスには、野生のニワトリにエサを与えないよう呼びかける掲示が設置されている。



















