【フロントロウ編集部】
昨年10月、フランス・パリで強盗被害に遭ったリアリティスターのキム・カーダシアン。2017年に入って複数の容疑者の身柄が確保されたことはお伝えしたとおりだが、残念ながら彼女の大切な宝石は、戻ってこないかもしれない。
Photo: スプラッシュ/アフロ、シンクストック/ゲッティイメージズ、Instagram/Kim Kardashian
盗難後の宝石の運命
パリの司法機関関係者がTMZに明かした情報によると、指輪以外のジュエリーはすべて溶解された可能性があるという。ひとつずつ売ることで捕まるリスクが高まることを恐れたためだそう。
また、フランスのLe Monde紙によれば、溶解されたジュエリーは約290万円から330万円の価値に下がったとされる。被害総額が約17億6千万円相当だったことを考えると、かなり衝撃的。
約4.5億円相当とも言われているラッパーの夫カニエ・ウェストから贈られた指輪に関しては、手は加えられていない模様だが、警察関係者によると、窃盗後すぐにベルギーの闇市場に流れたと考えられ、見つけるのは困難だとされている。
事件前にキムがSNSに写真を投稿したこの指輪も被害にあった
SNSをチェックしていれば、キムの居場所はすぐ分かった
さらにLe Monde紙が警察関係者から聞いた話によれば、窃盗団の中の「ベテラン」とされる人物がこう語ったとしている。「キムの宝石がインターネットに掲載されており、彼女本人がニセモノではないと話していた。彼女がフランスに着いた後は、ネットを見るだけですぐに全部分かる。ほぼすべてのことが」。
プライベートを切り売りするリアリティスターとしてSNSでセレブな生活を見せびらかしてきたキムは、今年に入ってから徐々に普通の生活に戻りつつあるが、SNSを通したプライベートの過度な露出はぴたりとやめている。