2009年版の映画『スター・トレック』 Photo: スプラッシュ／アフロ／Paramount
大人気テレビシリーズ『スター・トレック』の乗組員に扮する役者たちが、ロンドンの地下鉄をジャック。寸劇を披露して一般客を驚かせた。
巻き込まれる乗客の反応は？
物語はどこかで見たことのあるやり取りから始まる。
「昨夜、夢を見たよ」という艦長に、「あの女性のことですか？」「ああ、気の毒に」と答える乗員たち。そこへ、突然未確認飛行物体が現れた。騒然とする宇宙艦乗員たちに、「え…」と呆気にとられる電車内。「艦長、あのスクリーンを見てください」と電車内のサインを指差す乗員。電車はもうすぐ次の駅に着こうとしている。時間がない。「フェイザー砲！」と女性乗員が叫んだあと、宇宙艦は大きく揺れた。つり革に掴まってバランスを取る乗員たち。宇宙艦は大丈夫なのか！？
映像を見ると乗客の反応は、ブーイングよりもひどいと言えるかもしれない、無反応。一応見てはいるが、笑うわけでもやめるよう怒るわけでもなく、ただ座って彼らを眺めている。
この突然のパフォーマンスの目的は、今のところ分かっていない。
