日本時間の27日に開催されたアカデミー賞授賞式で、司会を務めたコメディアンのジミー・キンメルがドナルド・トランプ大統領をいじるネタを連発。トランプ大統領のツイッターに、「よぉ、ドナルド・トランプ。起きてる?」と生ツイートまでしていたが、その場ではトランプ大統領からの反応を得ることは出来なかった。
しかし、トランプ大統領は、ちゃんと起きてアカデミー賞をチェックしていたのかもしれない。彼に近しいとされる米メディアBreit Bartが報じるところによると、トランプ大統領はアカデミー賞授賞式に対し、こんなコメントを寄せたという。
トランプ大統領の率直な感想は?
トランプ大統領は今回のアカデミー賞について、「私が思うに、アカデミー賞の関係者は、政治的になることを意識しすぎて、最後の最後でしくじったんじゃないか」と、コメント。
さらに、「少し悲しいね。オスカーから華々しさを取り去るなんて。ちっとも魅力的な夜じゃなかった。私はオスカーに行ったことがあるんだ。何かとても特別なものを失った感じで、それであんな終わり方をするなんて、悲しいよ」とも語っていた。
いつも率直な物言いを好むトランプ氏だけれど、今回は、最後に起きた「作品賞」受賞作品の発表ミスというハプニングを皮肉ることで、反撃をお見舞いした。