米ケーブルTV史上最高視聴率を記録した、大ヒットドラマ『ウォーキング・デッド』の原作者ロバート・カークマンの最新コミック『アウトキャスト』の邦訳版が発売された。
『ウォーキング・デッド』の原作コミックを凌ぐセールスを記録したという『アウトキャスト』は、悪霊や悪魔祓い(エクソシスト)をテーマにしながらも、ホラーの常識を覆す壮大な“人間ドラマ”が描き出された渾身の一作。
その人気ぶりからすでにTVドラマ化もされており、原作者のロバート・カークマンをはじめ『ウォーキング・デッド』スタッフが製作陣に名を連ねたTVドラマ版は、ファーストシーズン放送前にシーズン2が決定する快挙を達成している。
あらすじ
幼少期から抱えているある“トラウマ”のため、故郷で人目を避けて暮らしている青年カイル・バーンズ。ある日、街で“悪霊に取り憑かれた少年”の噂を耳にしたカイルは、悪魔祓いとしても名高いアンダーソン牧師のもとを訪ね、自分の過去とも深い関わりのある悪霊の存在と対峙していくことになる。自身の運命のみならず、世界の命運をも左右する深遠なる存在の正体、そして、カイルが導かれるその先にある、驚愕の真実とは?
「OUTCAST(アウトキャスト)」とは
「Cast Out=(悪霊を)追い出す」という動詞から派生し、「追放された者」「放浪者」「のけ者」といった言葉を指す。悪霊が口にする“アウトキャスト”という言葉、それが意味するものとは?
【著者プロフィール】
(作)ロバート・カークマン
人気ドラマ『ウォーキング・デッド』の原作をはじめ、数々のヒット作のライターとして活躍。TVシリーズ『ウォーキング・デッド』『アウトキャスト』ではエグゼクティブ・プロデューサーも務めた。イメージコミックスの共同経営者でもあり、同社のSKYBOUNDレーベルのもとで自身のオリジナル作品を出版している。
(画)ポール・アザセタ
米国ニュージャージー在住のアーティスト。『デアデビル』『スパイダーマン』ほか、オリジナル作品『Graveyard of Empires』でもアートを手がけている。
(訳)椎名ゆかり
米国オハイオ州ボーリング・グリーン州立大学大学院ポピュラーカルチャー専攻修士課程修了。英語圏のコミック翻訳者、ライター。平成23~25年度、文化庁芸術文化課研究補佐員。訳書に『ファン・ホーム-ある家族の悲喜劇-』『ブラック・ホール』『サーガ』他。東京藝術大学非常勤講師。
【書籍概要】
書名:『アウトキャスト 1』
著者:(作)ロバート・カークマン、(画)ポール・アザセタ
仕様:B5判、272頁
定価:2,600円+税
配本日:2017年1月17日(火)
ISBN:978-4-416-51799-4
発 行:Graffica Novels
発 売:株式会社 誠文堂新光社
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