ドラマ『ゴシップガール』のセリーナ役で知られるブレイク・ライヴリーが、日本時間の1月19日に催されたエンタメ祭ピープルズ・チョイス・アワードの受賞スピーチで「ガールパワー(女性の強さ)」について熱く語り拍手喝采を受けた。
キャリア初受賞
ブレイクがこの日受賞したのは、ピープルズ・チョイス・アワードの「最優秀ドラマチック映画女優賞」。海でサメに襲われる主人公をほぼスタントなしで挑んだ映画『ロスト・バケーション』での鬼気迫るパニック演技が評価され、キャリア初のピープルズ・チョイス・アワード受賞を果たした。
そして受賞スピーチで「女性」というテーマに触れたブレイク。ツイッター上で名前がワールドトレンド入りするほど話題となった、スピーチの内容とは?
ガールパワーについてスピーチ
ステージに上がったブレイクはまず、母の教えについてスピーチ。
「幼いころから母に『他人の意見を気にして行動を起こさないのはダメ』と教わってきたわ。『あなたは他人になんと言われようと無限の可能性を持っているのよ』とね。だから私は昔から意欲的で大きな目標を設定する子供だったの」
続けて、当時、5人組ガールズグループのスパイス・ガールズに憧れていたことに触れると、「彼女たちの素晴らしいところは、全員が違うタイプの女性で、自分らしさに誇りを持っていたこと。私にとって、彼女たちとの出会いこそ『ガールパワー』との出会いだったわ」と話した。
そして最後には、自身が受賞した「最優秀ドラマチック映画女優賞」に触れ、「あなたたちが投票してくれた時、あなたたちはこの映画や私に投票しただけでなくガールパワーに投票したのよ。男性もガールパパワーに投票してくれたの。あなたたちは素晴らしいことをしてくれたわ。女性の物語も聞きたいというメッセージをハリウッドに送ってくれてありがとう」と感謝。「私たちもあなたたちの物語が聞きたい。ソーシャルメディアやiPhoneを使って、どんな方法でもいいからあなたの物語を伝えて。あなたの意見には聞く価値がある。他人の意見を気にして行動しないのはダメだからね!」とファンにメッセージを送った。
一方でステージから退場する前には夫である俳優のライアン・レイノルズにも「私の旦那さんに感謝するわ。彼はわたしのすべて」と述べ、ファンから歓声を受けると「彼は渡さない!私のだから!」と笑い、かわいい一面をのぞかせた。
いつもの愛嬌たっぷりのキャラクターで会場の心を奪ったブレイクのスピーチ動画は以下。
Watch @blakelively accept the award for “Favorite Dramatic Movie Actress” #PCAspic.twitter.com/FAQvOe134k
— People's Choice (@peopleschoice) 2017年1月19日