近年、世界中で盛り上がっているフェスブーム。そこに新たな大型フェスが登場する。2017年新たに始まるのは、フィットネス・フェスティバル。
これを仕掛けるのは、航空会社や音楽事業などでも知られるイギリスの大手企業ヴァージン・グループ。近年のヘルスブームを受けて「ヴァージン・スポーツ」を設立し、世界でも類を見ない大規模なフィットネス・フェスティバルを開催すると発表して、さっそく注目を集めている。音楽フェスを運営するヴァージンらしいアイディア。
今回の企画の新しさは、ひとつの大規模なフェスティバルにさまざまなスポーツを取り入れる点。
すでにロンドンとサンフランシスコではフェスティバルの開催が決定しているけれど、ヴァージン・スポーツのCEOメアリー・ウィッティンバーグが米Outside誌に語ったところによると、フェス期間中はマラソンの他にスピンバイクやヨガ、ブートキャンプやボクシングなど、インドアスポーツのクラスも開かれる予定だという。
また、地域密着型を意識したフェスティバルというのを重視して、地元のアーティストが参加するアートイベントや音楽ライヴ、またご当地グルメなどが体験できる、フェスらしい楽しみも盛り込んだ内容になるよう。
現時点では、4月、6月にロンドン、10月にサンフランシスコでのフェス開催が決定している。
スポーツのジャンルは違っても体を動かすことを好むアクティヴ派が大勢集まり、いろんなスポーツが楽しめるフィットネス・フェスティバルは、たしかに楽しそう。ここ日本でもフィットネスの人気が増しているので、ぜひ日本での開催を期待したい。
Text and Photo:フロントロウ編集部（FRONTROW）/Akiko Yamanaka、ゲッティイメージズ, Facebook/Virginsports
