妻で女優のアンバー・ハードとのドロ沼離婚騒動の渦中にある俳優のジョニー・デップが、彼女との言い争いの最中に指の一部を欠損するほどの大ケガをしていたことが明らかになった。
昨年3月、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』の最新作の撮影のためにオーストラリア滞在していた際、ジョニーがアンバーが以前映画で共演した俳優のビリー・ボブ・ソーントンと「浮気をしたのではないか?」という疑いを持ったことがキッカケで2人の間で激しい言い争いが勃発。
激昂したジョニーはボトルや窓などを割るなどして暴れ、その破片で右手の中指を損傷。先端が落ちるほどの大ケガを負っていたことが、ジョニーの度重なる家庭内暴力を訴えているアンバーが裁判所に提出した資料から明らかになった。
その後ジョニーは、指先を失い流血しているにも関わらず、ケガを負った指先を青色のインクに浸し、滞在先の部屋の壁にかけてあった鏡に「Billy Bob(ビリー・ボブ)」、「Easy Amber(尻軽アンバー)」などと文字を書いたという。その写真を米ニュースサイトTMZが入手(閲覧注意)。この奇怪な行動でも世間を驚かせている。
さらに、ジョニーは24時間以内に診察を受けなかったため、その後治療を担当した医師はジョニーの落ちた指先を元に戻すことができず、やむなく彼の手の一部を移植して指先を再生したとアンバーの弁護チームが明かした。
先週末には酔ってアンバーを怒鳴り散らし、周囲のものを次々と壊す様子が写った動画が流出し、怒りに支配された際の行動の異常性で世間を驚かせているジョニー。この動画に関しては、今のところフェイクだという説もあり、どちらにしてもジョニーが録画の事実を知らなかったために裁判での効力は無いとされているものの、家族や友人らに擁護されてきたこれまでのジョニーの温厚なイメージに陰りが見え始めたのは否定できない。
かくいうアンバーも、裁判所の一室に閉じこもり泣き叫ぶなどの奇行が見られ、彼女の証言を100%信じられるかというと、疑問が残る。
次から次へと出てくる新情報に世間が翻弄されるなか、今後の2人の離婚裁判は一体どんな展開を見せるのだろうか。