撮影中の事故によりスタントマンの女性が亡くなった映画『デッドプール』の続編の撮影が再開した。
今週月曜日（8月14日）の朝、カナダ・バンクーバーで行われていたバイクを使ったシーンの撮影中に女性スタントマンが近隣のオフィスビルのガラス窓に激突して亡くなるという惨事に見舞われた映画『デッドプール2』。
事故を受け、一時中止となっていた同作の撮影が女性の死から2日ぶりに再開された。
別の映画のプロモーションのために、一時ロサンゼルスへと飛んでいた主演のライアン・レイノルズもバンクーバーに戻り撮影開始。
何やら巨大なパンダのエアバルーンも見られた。
女性の身元が公開
亡くなったのは、同作に登場する「ドミノ」役の女優ザジ・ビーツのスタントを担当していた女性スタントマンのジョイ・SJ・ハリス。
黒人女性初のプロ・ロードレーサーとして知られていた彼女は、同作がスタントマンとしての初めての仕事だった。
亡くなったジョイ。スタントマンとしての仕事以外にもヘルスケアワーカーとして働いていた。©Joi SJ Harris/Instagram
「ドミノ」を演じるザジ・ビーツ。
事故後、彼女の死を受け、主演俳優のライアン・レイノルズは「ショックに打ちのめされています」と 声明を発表。彼女の冥福を祈るとともに、家族へのお悔やみの言葉を述べていた。
同作の米公開は2018年を予定している。
