最近、攻めコーデが急増したケンダル
以前はモノトーン中心で比較的シンプルでマネしやすいコーディネートが多かったものの、最近になり、公私ともにぐっと個性的でエッジーなファッションが増えた人気モデルのケンダル・ジェンナー。
「バージスライン」と呼ばれる下乳のラインが見えそうな挑発的な肌見せルックや、カジュアルなデニムにあえてラグジュアリーなトップスを合わせた上級者スタイルを披露したり、ちょいダサ感が新鮮な90年代のトレンドアイテム、ウェストポーチをヘビロテしてみたりと、これまであまりチャレンジしてこなかったスタイルにどんどんトライしている。
ビヨンセとの意外な共通点、それは・・・
このケンダルのファッションの変化には、じつは裏で糸を引いている人物が。
その人物こそが、ツアーやMVの衣装からプライベートに至るまで、10年以上に渡りビヨンセのファッションに関するほとんどのスタイリングを手掛けている、スタイリストのマルニ・セノフォンテ。
ケンダルは今年の春からマルニを雇い、ファッションに関するアドバイスを求めている。
「安全な色である黒は15年以上着ていない」と話す超個性的なマルニは、柄×柄をぶつけたスタイリングや、一歩間違えれば大失敗となってしまいそうなユニークな小物使いなど、とにかく独特な世界観を持つカリスマ・スタイリスト。
マルニのインスタグラムを見れば、これまで世間で絶賛されてきたビヨンセのスタイリングがすべて彼女の仕業だったことに、「なるほど」と納得する人も多いはず。
マルニのクライアントには、ビヨンセの他にも彼女の夫でラッパーのジェイ・Zや、音楽プロデューサーのP・ディディ、大御所シンガーのローリン・ヒル、そしてケンダルの姉でリアリティスターのキム・カーダシアンなど一流セレブが名を連ねている。
すでに若手モデルのトップを疾走しているケンダル。しかし、ファッション・アイコンとしてステップアップするためには、同年代の他のモデルやセレブたちと同じ格好をしていては、頭一つ抜けることは難しい。
これまでのイメージを一新し、ファッション界でさらに上昇するために、カリスマであるマルニのバックアップを得ることにしたようだ。