女性写真家のナタリー・マケインは、自身が撮った子供に授乳している母親たちの写真を通して、授乳についてパワフルなメッセージを訴えた。

 「授乳を人前ではするべきではない」という考えや、「授乳は自然なことだから、人前でもしていいべき」という考えなど、授乳に関して様々な意見が飛び交っている。

 最近でも、ヴィクシーエンジェルのキャンディス・スワネポールやシンガーのピンクなど、多くのセレブが授乳中の写真を投稿して、もっと授乳を受け入れやすい社会にすべきだと声をあげている。

ある女性写真家がはじめたキャンペーン

 そこで写真家として活動するナタリー・マケインは、授乳を「普通」のこととして広げるために、2歳以上の子供に授乳をしている母親を写真に収めた。

画像1: ある女性写真家がはじめたキャンペーン
画像2: ある女性写真家がはじめたキャンペーン

 2人の子供を持つナタリーは、「写真があればあるほどストーリーが広がります。そしてストーリーがあるほど、授乳が普通のこととして受け入れてもらえます。授乳を『普通』のことにするのは、今の子供たちの世代にとってとても大切なことです」と説明。

画像3: ある女性写真家がはじめたキャンペーン
画像4: ある女性写真家がはじめたキャンペーン

 授乳を人前でするだけで迷惑がられたり非難を受けたりしてしまう女性が多いなか、このナタリーのキャンペーンは、授乳は決して恥ずかしいものではないということ訴えている。

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 また、今回のキャンペーンに2歳以上の子供に授乳している母親が集められた理由として、2歳以上の子供に授乳するのは「間違っている」という声があがっているから。この議論を受けナタリーは「世界保健機関(WHO)は、2歳を過ぎても子供が母乳をやめたいと思うようになるまでは、続けてもいいと言っています。大きくなっても授乳をするのは自然なことです」と主張した。

 もっと女性が子育てをしやすい世の中を作るために、ナタリーは写真を通して貢献している。

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