イギリス発のファストファッションブランドTOPSHOP(トップショップ)。世界20ヵ国以上に店舗を持ち、多くの海外セレブも愛用するブランドに、ある女性がクレームをした。
TOPSHOPにツイッターでメッセージを送ったのは、トラヴィス・アラバンザというトランスジェンダーの女性。トラヴィスは、女性用の試着室を使おうとした際、男性用の試着室を使うよう店員から指示を受けたとして激怒。
Hey @Topshop just experienced transphobia in your Manchester store. Not letting me use the changing room I decide is shit, sort it out.
— Travis (@travisalabanza) 2017年11月5日
「ねえTOPSHOPさん、今マンチェスターのお店で差別を受けたんだけど。試着室を使わせてもらえなかったのは本当にあり得ない。どうにかして」とツイート。
するとTOPSHOPの公式ツイッターは、「試着室のポリシーを変更したことをお知らせします」と返信。さらに、ブランドの代表者は「全てのTOPSHOP、TOPMANのお客様は、すべての試着室を自由にお使い頂けます。このポリシーは世界中の店舗でも適用します」と声明を出し、試着室を男女共同のものにすると発表。
ここ数年、ファッション界では性の境界を超えたジェンダーレスという流れが本格化している。そのなかでどんな人でも気持ち良く買い物ができるようにと、TOPSHOPは新たな一歩を踏み出した。