“優等生”のダヴを怒らせた差別発言
先日、人生初のゴールデン・グローブ賞授賞式に出席した現役の人気ディズニースター、ダヴ・キャメロンが自身のインスタグラムに感想のコメントを投稿。「初めて出席したゴールデン・グローブ賞の授賞式で黒のドレスを着て、ハリウッドを代表する強い女性たちと肩を並べてタイムズ・アップ(※)のムーヴメントに参加できたことを誇りに思う」と、その喜びを語った。
※現代社会に蔓延するセクハラの撲滅を訴える目的で2018年元日に始動したムーヴメント
このダヴのコメントに多くのファンが賛同したが、ある1人のファンが「フェミニズムと人種差別に関する議論がゴールデン・グローブを台無しにした」と反論。
それに対し、別のファンが「わかったわ…、でも(そのコメントを聞いて)とても悲しい。すごく残念だわ」と返信をすると、とんでもない答えが返ってきた。
「あなたは黒人だから、(ゴールデン・グローブ賞の授賞式の)内容に賛同するのは当たり前」
この発言でダヴの怒りが頂点に。それまで黙ってファンのやりとりを静観していたダヴだったが、人種差別的なコメントを聞いて堪忍袋の緒が切れたのか、長文の反撃コメントをこのファンに宛てて投稿した。
「たとえ相手が誰であろうとそんなことを言うなんてひどすぎるわ。とても自己中心的かつ不適切でデリカシーのない発言よ。普段は誰が見ても平均以下のIQを持つあなたのような人に対して返信したりしないけど、個人的にあなたの発言が頭にきてどうしても無視することができなかった。あなたには学ぶべきことがあるわ。物事の見方を変え、同情することを覚えるべきよ。自分のことをよく見てちょうだい。あなたの中には暗くて醜い部分がある。嫌悪や無知ではなく、愛やサポートを振りまいて。あなたの平和を願うとともに、人生から平手打ちされることを願うわ。おやすみなさい」
ファン思いで知られるダヴにしてはずいぶんと強めの口調で“公開説教”。人種差別には屈しないという彼女の強い姿勢に、ほかのファンからは彼女を援護するコメントが相次いだ。