大切な受賞トロフィーが行方不明に
ラテン系シンガーのルイス・フォンシとダディ―・ヤンキーのコラボ楽曲にジャスティンが参加した「デスパシート feat ジャスティン・ビーバー」。
2017年を代表する大ヒット・シングルとなった同曲で、ラテン・ミュージック界の最高峰と言われるアワード、ラテン・グラミー賞で自身初となる受賞を果たしたジャスティンだったが、2017年11月に開催された授賞式には欠席。
その際に受け取るはずだった受賞トロフィーは、後日、郵送でジャスティンの元に送られることになっていた。
しかし、アワード事務局側の手違いにより、いつまでたっても彼の元にトロフィーが入った小包が届くことはなく、ちょっとした行方不明状態に。
別人の元に届く
すると、今週になり、ある男性がジャスティンの名前が入ったトロフィーが、なぜか自分の元に届いたとSNSを通じて報告。
トロフィーを受け取ったのは、ラテン系大御所シンガーでジェニファー・ロペスの元夫でもあるマーク・アンソニーのアルバムなどを手がけた、音楽プロデューサーのカルロス・エスカローナ・クルス。
カルロスは、「なんて面白い1年の始まりなんだ! 自分が手がけたアルバムの受賞トロフィーを待っていたら、代わりにジャスティン・ビーバーのトロフィーが届いたよ」と爆笑の絵文字を添えて、台座部分にジャスティンの名前が入ったトロフィーの写真を公開。
小包を開けると、ジャスティン宛てのトロフィーが出てきて驚く様子の動画も公開した。
※動画は写真の2枚目に出てきます。
その後、自分がジャスティンのトロフィーを受け取ったということは、もしかしたらジャスティンの元に自分のトロフィーが届いているのではないかと、オバマ元米大統領や名作映画のインターネットミーム(※※)を駆使してジャスティンに必死のメッセージを送った。
※※ネット上で流行する画像、ネタ、言葉などの総称
「ジャスティン・ビーバー、俺のグラミー賞トロフィーはどこだ?」
「お前の正体は知っている。お前を見つけて俺のトロフィーを取り返してやる」
「キミが持っていることは分かっているんだぞ!」
「オッケー、ごめん、大騒ぎしすぎた。どうか僕のトロフィーを返してもらえませんか?
実際にトロフィーが入れ違ってしまったのかどうかは定かではないが、カルロスの問いかけに対し、今のところジャスティンからは反応ナシ。
せっかく受賞した栄誉あるグラミー賞。ジャスティンもカルロスも、早くちゃんと自分の名前が入ったトロフィーを手にできる日が来ることを祈る。