アブナイ男とアツイ男、どちらが好み？ドラマ『ヘムロック・グローヴ』の美男2人に心が揺れる

平穏な田舎町ヘムロック・グローヴが舞台の新感覚ホラー

　ドラマのタイトルでもあるヘムロック・グローヴという小さな田舎町で、突如2人の少女が変死体で発見されるところから物語は始まる。残忍な殺害方法から、事件の容疑者として名前が上がったのは、狼男とウワサされる17歳の少年ピーター。無実を晴らすため、ピーターは殺人現場で出会った風代わりな高校生ローマンとともに事件を解明しようとするが…。

危険な香り漂うクールな美男“ローマン”

　ヘムロック・グローヴの名家ゴッドフリー家の跡取り息子で、どこか近寄りがたいオーラを放つクールな高校生ローマン。変わり者だが、金持ちでハンサムというパーフェクトな肩書きで女性に事欠かない。

　冷めているように見えるが、自身の従妹リーサと恋仲になるピーターに対し「彼女に何かあったらお前を殺す」と脅すなど、感情を爆発させることもしばしば。

　そんな彼には密かに抱えるヒミツがある…。それは、彼がウピールと呼ばれるヴァンパイアの一種であるというもの。普段の顔とは違う、ヴァンパイアとしての本性をあらわしたローマンの“裏の顔”とは？

　ちなみに、ローマン演じるビル・スカルスガルドは、米メディアAssignmentXのインタビューでローマンのことを「これまでとてもツラい経験をしてきた、寂しい人間」と評している。

FRONTROWメモ
好みの「血液型」はなし
　「ローマンになら血を吸われてもいい！」というほど、彼の魅力にどっぷり浸かってしまった方に朗報。とくに口にする血液型へのこだわりはないようで、「A、B、O、Rhマイナス型、僕は選り好みしない」という名台詞を劇中で残している。

ローマンを演じるのは映画『IT/イット』の“中の人”

　ローマンを演じるのは、映画『IT/イット“それ”が見えたら終わり。』（以下『イット
』）の殺人ピエロ“ペニーワイズ”役で話題となった俳優のビル・スカルスガルド。『イット』や本作での怪演ぶりが高く評価されているビルだが、実際の彼は役柄とは違い温厚で柔和な雰囲気を持つ好青年。そのため、トーク番組などで素の彼を見て驚くファンが多いとか。

ワイルドな雰囲気を醸す転校生“ピーター”

　ロマと呼ばれるジプシーとして移動生活を続ける転校生のピーターは、狼男に変身することができる特殊能力を持つ。学校ではほかの生徒と距離を置く一匹狼的な存在だが、その独特の雰囲気が周囲にいる女性たちの気を引くことも。

　そんなピーターの人柄について、同役を演じるランドン・リブロンは米メディアAssignmentXのインタビューで、「劇中の登場人物のなかで最も道徳的な人間」と語っている。

　実は繊細な心を持つ、アツくてまっすぐな性格のピーターにファンならずとも母性本能をくすぐられる。また、劇中で深い関係になるローマンの従妹リーサと一緒のシーンでは、彼のロマンチックな一面を垣間見ることができる。

FRONTROWメモ
細マッチョ好き必見！
　本作では、ピーターが惜しげもなく肉体美を披露する場面がこれでもかというほど登場。ほどよく筋肉がついた細マッチョボディは一見の価値アリ。なかには、「キャッ」と思わず顔を覆ってしまうような赤面シーンも!?

ピーター役で一躍次世代イケメン俳優の仲間入り

　ピーター役がきっかけで、次世代イケメン俳優の注目株として名乗りを上げたランドン・リブロン。しかし、いわゆるハリウッドのゴシップとは無縁の家庭で育ったという彼は、有名になった現在も母国カナダの実家に帰れば普通の青年と変わらない生活を送っていることを、米Elle誌のインタビューで語っている。

番外編：劇中でも親友の2人は私生活でも仲良し

　撮影期間中に多くの時間をともにしたローマン演じるビルとピーター演じるランドンは、プライベートでも劇中同様とても仲良し。仕事終わりや休日に一緒にお酒を飲みに行ったり、欧米では家族や大切な友人と一緒に過ごす日として知られるサンクスギビング（感謝祭）を一緒に祝ったり、私生活でも友人同士として良い関係を築いている。

　ピーターとローマン、それぞれの魅力に気づいた方に嬉しいお知らせ！なんと、3月7日にシーズン1～3までのDVDボックスが同時に発売&レンタル開始。これはイッキ見してイケメン2人の神々しい姿を存分に堪能するしかない!?