1D活動再開のウワサ
2016年に無期限の活動休止を発表してから約2年が経つワン・ダイレクション(以下、1D)。
各メンバーがソロ活動を続けているなかで、多くの取材で「グループとして戻ってくる」と繰り返し発言していることから、1Dの活動再開のウワサは年々大きくなっている。
このウワサについてリアム・ペインが、明確なコメントをした。
「(再結成について)取材されたら普通にメンバーは『カムバックする』って答えるよ。でもそれって、実際にみんなで活動再開について話し合った結論ではない。でもメンバー全員が同じ回答をするから僕たちが話し合っていると思われるんだ。(中略)僕の考えはこう。1Dはピークに達した。グループを離れるまで、僕たちがこんなに人気だってことに気が付かなかったけど、過去を振り返ると『1Dってすごいじゃん』って実感するんだ。すごく大変だったけど、グループが楽しかった。でも一方で、変な風に解釈しないで欲しいけど、与えられたことをやるだけで上手くいっていた」
グループ活動とソロ活動を経験したからこそわかる、グループ時代には気が付かなかったことなどを語ったリアム。
そのうえで、リアムはトップアーティストに昇りつめた1Dが、より素晴らしいグループになるために必要だと思うことを『アベンジャーズ』を例にして熱弁した。
「僕にとって1Dがもっと良くなる唯一の術は、『アベンジャーズ』みたいに個人が成功することだと思う。だってアイアンマンがなにかしたい時にいちいちハルクを呼んだりしないよね?本当に必要な時がきたら集まる。だから、僕たちは僕たちの道でトップになって、その後にまた集まって、じゃあ僕が「スロー・ハンズ」(ナイル・ホーランのソロ楽曲)なんか歌っちゃって、5人のコンサートを1つで開催出来たら最高だよね。それしか1Dが良くなることはない」
と、グループのためにも個人の成功が必要だということを熱弁したリアム。
さらにリアムがこのコメントで「5人のコンサートを1つで」と語ったように、脱退した元メンバーのゼイン・マリクも1Dのメンバーとして、いずれ一緒にコンサートしたいという、ファンにとっては嬉しすぎることまで口にした。