女性を性奴隷として斡旋
人気ドラマ『ヤング・スーパーマン』に出演していた女優のアリソン・マックが、指導者との性的関係を女性メンバーに強要していたカルト団体で勧誘活動を行い、人身売買の容疑で逮捕された事件で新事実が明らかに。
過去に同じく女優で熱心なフェミニストとしても知られるエマ・ワトソンに、「女性向けの自己啓発団体」とウソをついてSNSでメッセージを送っていたことが先日発覚したばかりだが、さらにその巧妙な勧誘の手口がわかってきた。
米People誌によると、「女性のための~」という誘い文句に加えて、アリソンはセレブという立場を上手く利用して目をつけた女性たちに次々とメッセージを送っていたそうで、「ワークショップに参加しない?」としきりに声をかけていたという。ちなみに、同誌に証言した女性は、アリソンから同様の誘いを受けたが「何か違和感を覚えて断った」と話している。
アリソンが関与していたカルト団体「NXIVM(ネクセウム)」は、裏でメンバーになった女性たちから性的に搾取したり、違法な労働を強いていた。女性たちは「奴隷」として、すでに逮捕されている同団体の元指導者キース・ラニエール被告に従事させられていたそうで、「奴隷」が昇格するには、新たに自身の奴隷となる人物を勧誘する必要があったことも関係者の証言などからわかっている。
米People誌は、アリソンにも自分に直々に仕える「奴隷」がいたことを報じており、義務としてそのなかから2人をラニエール被告に“献上”することが義務付けられていたとか。また、一部でアリソンは「洗脳されていた」という証言もあるが、詳しいことはまだわかっていない。