スターバックスに人種差別の批判が殺到
今年の4月、米ペンシルベニア州フィラデルフィアのスターバックスで、2人の黒人客が商品を購入せずに友人が来るのを待っていただけで店員が警察に通報し、手錠をかけられた。この様子を撮った動画がSNSで拡散され、人種差別だとしてスターバックスは大バッシングを受けることに。
@Starbucks The police were called because these men hadn’t ordered anything. They were waiting for a friend to show up, who did as they were taken out in handcuffs for doing nothing. All the other white ppl are wondering why it’s never happened to us when we do the same thing. pic.twitter.com/0U4Pzs55Ci
— Melissa DePino (@missydepino) 2018年4月12日
この批判を受け米スターバックスは、全米にある8,000店舗以上の店舗を5月29日の午後閉店し、従業員に対して人種の偏見を見直すトレーニングを行うことを発表した。
「スターバックスをボイコットしよう」という声まで上がってしまったため、先日米スターバックスは商品の購入の有無に関わらず、すべての人がトイレを利用できるようにポリシーを変更した。
店内に座ることも可能に
それだけでなく、新たなポリシーとして商品を購入していなくても、いつでも店内に座ることを可能にすると発表。公式の声明では、「誰もが歓迎されている気持ちになれる、温かい文化を作ります」と話した。
さらにスターバックスは、スタッフが911を呼ぶべき時の新しいガイドラインを作成。そのガイドラインのなかには、暴行や強盗、火事や器物損壊などの時は、迷わずに警察を呼ぶなどのことが書かれている。