2018年のBETアワードのハイライトのひとつとなったミーク・ミルの圧巻のパフォーマンス。ミークがパフォーマンスで訴えたこととは?

射殺された新星ラッパーたちを追悼

 現地時間24日に行われたBETアワードで、ラッパーのミーク・ミルが新曲「Stay Woke」を引っさげて久しぶりにステージに戻ってきた。

 ミークは4月に、不当と言われた判決(※)による服役から保釈されたばかり。同アワードのパフォーマンスでは、先日、射殺されたラッパーのXXXTentacion(エクスエクスエクステンタシオン)と、6月に発生した銃撃事件で同じく銃弾に倒れたJimmy Wopo(ジミー・ウォポ)を追悼した。

※暴行行為や危険運転などの罪で逮捕されたミークは、2017年に保護観察処分を違反したとして、執行猶予違反の罪で最長懲役である4年の実刑判決が下されていた。しかし、この重すぎる判決には裁判官の個人的な恨みがあったという声もあり、ジェイ・Zやクリス・ブラウン、さらにはペンシルベニア州知事であるトム・ウォルフも判決は不当だと反発。そして2018年4月、ミークは約5ヵ月間の服役を経て保釈された。

画像: 射殺された新星ラッパーたちを追悼

新曲「Stay Woke」で圧巻のパフォーマンス

 ミゲルとコラボした新曲「Stay Woke」のステージに、ミークはXXXテンタシオンとジミーの顔が描かれているプルオーバーを着用して登場。
 路上をイメージしたセットで繰り広げられる、1人きりの子供たちや、警官と市民の対立、銃殺、そして刑務所の服役者たちなど、世の混乱を表すような目を奪うパフォーマンスを披露した。

画像: 新曲「Stay Woke」で圧巻のパフォーマンス

 とくに近年、銃規制問題で頻繁に議論されるポリス・ブルータリティ(Police Brutality)と言われる警察官によるマイノリティへの暴行や、銃に関連する問題を持ち出し、パフォーマンスでアメリカの社会問題について問題提起した。

画像: "Stay Woke"! Meek Mill & Miguel In An Emotional Police Brutality Live Performance | BET Awards 2018 www.youtube.com

"Stay Woke"! Meek Mill & Miguel In An Emotional Police Brutality Live Performance | BET Awards 2018

www.youtube.com

 楽曲「Stay Woke」については、ミークは刑務所で服役者の過酷な労働状況などを目の当たりにしたことから、彼らの状況を少しでも良くする責任があると熱弁する動画をツイッターに投稿

 そして、問題への理解を深めてアクションを起こそうという意味合いの「ステイ・ウォーク(Stay Woke)」をタイトルにし、歌詞では黒人差別撤廃を訴える「ブラック・ライブズ・マター(Black Lives Matter)」などに触れた楽曲をリリースした。

 そんなミークの思いが詰まったパフォーマンスに、会場は大きな拍手に包まれ、スタンディングオベーションとなった。(フロントロウ編集部)

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