「自殺」と断定したことを謝罪
顔からつま先まで全身にタトゥーが入っているモデル、リック・ジェネストの突然の死が報じられてから、即座にコメントを発表したレディー・ガガが謝罪コメントを発表した。
ガガのヒット曲「ボーン・ディス・ウェイ」のMVに出演したことで人気に火がついたリック。
彼の死については、警察が自殺と判断したと言われたことからリックが自ら命を絶ったと世界中で広く報じられたけれど、リックのモデル事務所のDulcedo Managementがフェイスブックを通して、「報道に反して、彼の死因はいまだ確定していません」と声明文を発表した。
これを受けて、リックの死がわかった当日にいち早く「友人のリック・ジェネスト、ゾンビボーイが自殺してしまい、ショックを隠しきれません」とツイ―トしたガガが、このツイートを削除。新たなツイートを投稿して陳謝した。
「リックの家族と、リックと彼のレガシーに敬意が足りず、目撃者も証拠もなく、彼の死因が確定していないなか、コメントするのが早すぎたのなら謝罪致します。不当な結果を記すつもりはありませんでした。彼の家族と友人へ心よりお悔やみ申し上げます」
このツイートをした後に、ガガはもう1件ツイートを投稿。「私たちが作ったアートは、私にとって神聖なもので感情的になりました。彼は素晴らしいアーティストであり、彼のアートと心は生き続けます。安らかに眠れ、あなたの美しい魂」と投稿して、リックの死を追悼した。
リックのマネージャーも自殺を否定
リックは自宅のバルコニーから落下して死亡したことから自殺と報じられていたが、リックのマネージャーのカリーム・ルデュックがPeopleに「彼の家族と側近としては、彼の死因が自殺だと言われていることに矛盾を感じます」とコメントを発表し、事故死の可能性を示唆。
またカリームはこの声明で、リックが遺書を残していないことを明かし、「今後の予定について話し合ったばかり」「他人を思いやれる彼は自殺するような人ではない」「感情的に難しい時期だったとしても彼は持ちこたえた」といったこともコメントしている。
事故直前、リックはガールフレンドと一緒にいたといい、タバコを吸いにバルコニーへ行ったきり帰らぬ人となってしまった。(フロントロウ編集部)