薬物の過剰摂取で生死を彷徨ったシンガーのデミ・ロヴァ―トが搬送先の病院を退院。リハビリ施設に入所した。彼女のマネージメントチームが協議した「今後の課題」とは?

リハビリ施設へ直行

 約2週間前、薬物の過剰摂取が原因で自宅で意識不明の状態で発見され、病院に緊急搬送されたデミ・ロヴァ―ト(25)が、現地時間の週末、ロサンゼルス市内の病院での処置を終えて退院。

 そのまま自家用飛行機に乗り込み、以前伝えられていた通り、カリフォルニア郊外のリハビリ施設へと向かったと米TMZが報じている。

画像: 事件の2日後、デミの自宅を訪問しセキュリティ担当の男性に話を聞く警察官たち。

事件の2日後、デミの自宅を訪問しセキュリティ担当の男性に話を聞く警察官たち。

 薬物やアルコールなどの治療において国内トップクラスの実績を誇ると言われている施設で、すでに治療を開始しているデミ。

 つい先日、騒動後初となるコメントを発表した彼女は、SNS上で公開した長文の中で薬物との関わりや家族、友人、ファンたちなどへの感謝の気持ちを綴っており、この投稿には彼女のファンたちだけでなく、シンガーのジェニファー・ロペスやアリアナ・グランデなど親交のある多数有名セレブたちからの応援のメッセージも寄せられていた。

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デミの声明。


「有害な人物」を排除へ

 長文コメントの中で、薬物依存や中毒について「私はまだ打ち勝てていません」と正直に明かしたデミ。

 TMZの報道によると、デミのマネージメントチームは、これまでそんな彼女の依存症克服に悪影響を及ぼすと思われる人物たちを徹底して排除する計画を進めているという。

 復帰後のデミのキャリアについて話し合われたミーティングでは、彼女の周囲からパーティ好きやドラッグ使用者のほか、デミの意見や提案に何でも「イエス」と答えてしまう人物を締め出すことが最重要課題として挙げられたそう。

画像: 事件の1カ月ほど前にスペイン・バルセロナのツアー先で撮影されたデミの姿。

事件の1カ月ほど前にスペイン・バルセロナのツアー先で撮影されたデミの姿。

 さらに、デミに対しては、これまで使用していた電話番号を新しいものに変更し、今後は本当に信頼のできる友人やアドバイス役の人物にしか番号を教えないようにという制限を課すことも明らかに。

 入院中は、デミが過去に6年間交際していた元恋人で俳優のウィルマー・バルデラマ(38)が幾度となく病院へと足を運び、献身的にサポートをする様子が伝えられていたが、リハビリ施設からの出所後は、彼を含むごく一部の親しい友人や家族以外とは、しばらくは接触を控えることとなるようだ。(フロントロウ編集部)

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