製作は順調
現在2019年初夏の公開に向けて制作が進められているディズニーの名作アニメ『アラジン』の実写版。
実写化のニュースが伝えられた当初、キャスティングの難航による製作の遅れが心配されたものの、主人公のアラジンとヒロインのジャスミンの配役が2000人を超える候補者の中から、中東系の血を引くカナダ人俳優のメナ・マスードとインド系の血を引くイギリス人女優のナオミ・スコットに決定。
2017年9月に無事クランクインし、その後は順調に進行しているようす。
5月にはアラジン役のメナ・マスードが吹き替え音声のレコーディング風景をインスタグラムで公開し、「いくつかの映像を見せてもらったけど、これはすごい作品になるぞ! 」と満足の行く仕上がりに近づいていることを報告していた。
「ある重要なシーン」が追加に!
そんななか、実写版にはアニメ版にはなかった「ある重要なシーン」が追加されることが明らかに。
その、思わず「そういえば、無かった!」と叫びたくなってしまうシーンとは、ヒロインであるジャスミンのソロ歌唱シーン。
通常、ディズニーアニメでは、作品の見せ場としてヒロインの歌唱シーンが含まれるケースがほとんどだが、アニメ版『アラジン』では、ジャスミンはアラジンとのデュエット曲『ホール・ニュー・ワールド』で美しい歌声を披露しているものの、彼女のソロ曲は含まれていなかった。
実写版に楽曲提供を行った作曲家ユニットのパセク&ポールは、米Varietyとのインタビューで、ディズニー映画音楽の巨匠と呼ばれる作曲家アラン・メンケンと共にジャスミン用のソロ曲を書き下ろしたことを明らかに。「アランは素晴らしい楽曲を書き上げました。ナオミのパフォーマンスも素晴らしいですよ」とその出来栄えを絶賛している。
ジャスミンを演じるナオミは、女優業のかたわらシンガーとしても活躍。彼女のソウルフルで優しい歌声はたくさんのファンたちを魅了している。
音楽イベントで抜群の歌唱力を披露したナオミ。
ミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』や『グレイテスト・ショーマン』への楽曲提供でも知られているパセク&ポールは、ジャスミンのソロ曲のほかにもいくつかの楽曲の制作に携わったことを明かしており、そのほかのラインナップにも期待大!
ファンたちは2019年5月24日の北米公開まで待ちきれない様子で、ようやく誕生したジャスミンのソロ曲が一体どんなものになるのか、今からワクワクを募らせている。(フロントロウ編集部)