サマーソニックに初出演するために来日したシンガーのルエルに、フロントロウ編集部がインタビュー。最新EP『レディ/Ready』にちなんで「ready(準備)ができたもの」を聞いたところ、予想外の答えが返ってきた。
画像: ルエル(Ruel)

ルエル(Ruel)

ルエル、サマソニのため今年2度目の来日

 モデル顔負けの端正なスタイルとルックス、15歳とは思えない存在感溢れるソウルフルなヴォーカル、そして等身大のリリックで、あのエルトン・ジョンにも絶賛されているオーストラリア発の15歳のシンガー、ルエル。

 そんな彼が3月のポップスプリング以来今年2度目となる来日を果たし、サマーソニック2018に初出演。会場では自費制作でリリースされてレコード契約を手に入れるきっかけとなったデビュー曲「ドント・テル・ミー」や、今年6月に発売されたデビューEP『レディ』の曲などを歌い上げ、日本のファンの前でその美声を披露した。

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ルエルにフロントロウ編集部がインタビュー

 フロントロウ編集部が来日中のルエルに質問してきました!

画像: ルエルにフロントロウ編集部がインタビュー

全6曲入りのデビューEP『レディ/Ready』に収録する曲はどのように決めましか?
同じことの繰り返しにならないように、聴く曲ごとにテーマやジャンルが変わるように心がけたよ。バラエティを出すことにこだわったね。

EPのタイトルは準備や心構えができたことを指す「レディ」ですが、去年はレディじゃなかったけど今年はレディなことは何でしょう?
まずは、このEPのリリースだね。2~3年前にはEPをリリースできるくらい曲を作れてたから、待つのはけっこうツラかったよ。曲はインボックスに座ったままのわけだし、世間に公表したくてうずうずしていたね。だから、EPをリリースする準備が整って嬉しいよ。それ以外で言うと…、辛い食べ物!去年の僕は辛い食べ物は大嫌いだったけど、今年の僕は辛い物を楽しむ準備が出来ている!味覚が成長したから、今年は辛い物に挑戦したいね。

すれ違う友情を描いた「ヤンガー」など、リアルなリリックを書くだけに、曲をリリースした後にその曲の題材になった人から連絡がくる、なんてことはありますか?
逆はあるよ(笑)。自分についての曲じゃないのに、自分についての曲だと勘違いする人が多い。みんな、自分であってほしいみたい(笑)。友達に「あの曲は僕のことだよね?」って聞かれると、「そうだね、オッケー、君のことだよ」って全員に答えてるよ。

今回は日本でどんなことをしましたか?
原宿を中心にショッピングをたくさんした。あと、ディズニーランドに行って、渋谷にも行ったね。たくさん食べて、たくさんショッピングして、ディズニーランドの乗り物に乗って…。うん、すごい楽しんだ!

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日本のファンとはどんな交流がありましたか?
空港についた瞬間からたくさんのファンが待っていてくれたのは、とてもクールだった。一緒に写真を撮ったり、サインしたりして、贈り物ももらったよ。あんなにたくさんプレゼントをもらえて、ここまで歓迎されるとは思わなかったから、すごくびっくりした。

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オーストラリアの10代の間で流行ってることは何でしょう?
ファッションで言うとストリートウェアが流行っているけど、僕の友達はみんな、日本のストリートウェアの熱狂的なファンなんだ。僕もみんなも、世界一かっこいいと思ってるよ。

 サマーソニックで大阪も初訪問したルエルは、日本を満喫した後、今週日本を出発した。ルエルのデビューEP『レディ』は現在発売中。(フロントロウ編集部)

画像: ルエル、デビューEP『レディ』発売中

ルエル、デビューEP『レディ』発売中

<作品情報>
EP『レディ』
発売中
収録曲
1. Intro/イントロ
2. Younger/ヤンガー
3. Dazed & Confused/デイズ&コンフューズド
4. Not Thinkin’ Bout You/ノット・シンキン・バウト・ユー
5. Say/セイ
6. Don’t Tell Me/ドント・テル・ミー

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